1裁判外紛争解決手続に関する認知状況等調査
第1 調査の概要
1 調査目的
裁判外紛争解決手続に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする。
2 調査対象
全国 18 歳以上 79 歳以下の者
3 調査時期
令和4年 10 月 25 日〜28 日
4 調査方法
インターネットによる調査
5 回収結果
有効回収数 3,478 人
6 性・年齢別回収結果
全体 男性 女性
実数 3478 1758 1720
% 100.0 50.5 49.5
実数 97 49 48
% 100.0 50.5 49.5
実数 425 213 212
% 100.0 50.1 49.9
実数 537 271 266
% 100.0 50.5 49.5
実数 650 327 323
% 100.0 50.3 49.7
実数 568 292 276
% 100.0 51.4 48.6
実数 675 347 328
% 100.0 51.4 48.6
実数 526 259 267
% 100.0 49.2 50.8
50-59歳
60-69歳
70-79歳
全体
18-19歳
20-29歳
30-39歳
40-49歳 2第2 調査結果の概要
1 ADR の名称認知度及び手続認知度
「ADR の名称は聞いたことがあるが、どのような手続かは聞いたことがない」と回
答した者の割合は 9.9%、
「ADR の名称は聞いたことがないが、裁判外で第三者の関与
の下で合意による解決を図る手続があることは聞いたことがある」と回答した者の割
合は 14.8%、
「ADR の名称も裁判外で第三者の関与の下で合意による解決を図る手続
があることも両方聞いたことがある」と回答した者の割合は 6.6%であり、ADR の名
称又は手続を認知している者の割合の合計は 31.3%となっている。
年齢別の認知度に大きな差異はみられなかったが、18-19 歳及び 40-49 歳の ADR の
名称又は手続の認知度は他の年代に比べて若干高かった(表1)
。また、地域別の認知
度に大きな差異はみられなかった(表2)。Q1.ADRという名称やADRがどのような手続であるかについて
聞いたことがありますか。
実数 %
全体 3478 100.0
1 ADRの名称は聞いたことがあるが、どのような手続かは聞いたことがない 346 9.9
2 ADRの名称は聞いたことがないが、裁判外で第三者の関与の下で合意による解決を
図る手続があることは聞いたことがある
515 14.8
3 ADRの名称も裁判外で第三者の関与の下で合意による解決を図る手続があることも
両方聞いたことがある
228 6.6
4 ADRの名称も裁判外で第三者の関与の下で合意による解決を図る手続があることも
両方聞いたことがない
2389 68.71234 31 ADRの名称は
聞いたことがあるが、
どのような手続かは
聞いたことがない
2 ADRの名称は
聞いたことがないが、
裁判外で第三者の関与
の下で合意による解決
を図る手続があること
は聞いたことがある
3 ADRの名称も裁
判外で第三者の関与の
下で合意による解決を
図る手続があることも
両方聞いたことがある
4 ADRの名称も裁
判外で第三者の関与の
下で合意による解決を
図る手続があることも
両方聞いたことがない
実数 13 14 8 62 97
% 13.4% 14.4% 8.2% 63.9% 100.0%
実数 36 46 39 304 425
% 8.5% 10.8% 9.2% 71.5% 100.0%
実数 45 71 33 388 537
% 8.4% 13.2% 6.1% 72.3% 100.0%
実数 80 93 51 426 650
% 12.3% 14.3% 7.8% 65.5% 100.0%
実数 48 78 40 402 568
% 8.5% 13.7% 7.0% 70.8% 100.0%
実数 69 118 39 449 675
% 10.2% 17.5% 5.8% 66.5% 100.0%
実数 55 95 18 358 526
% 10.5% 18.1% 3.4% 68.1% 100.0%
実数 346 515 228 2389 3478
% 9.9% 14.8% 6.6% 68.7% 100.0%
合計
Q1.ADRという名称やADRがどのような手続であるかについて
聞いたことがありますか。
年齢(10歳区切)
合計
50-59歳
60-69歳
70-79歳
18-19歳
20-29歳
30-39歳
40-49歳
表1 年齢別ADR認知度 42 ADR 実施主体の認知度(複数回答)
「裁判所が行うもの(民事調停、家事調停)
」と回答した者の割合が最も高かった
(54.9%)。次いで、
「国民生活センターや中央労働委員会等の政府関係機関が行うもの」
と回答した者(33.1%)及び「弁護士会・司法書士会等の資格者団体、NPO法人等の
民間団体が行うもの」と回答した者の割合(30.9%)が高かった。
「民間事業者が行うもののうち、
法務大臣の認証を受けた認証紛争解決サービス(かいけつサポート)
」と回答した者の割合は 16.3%となっている。
Q2.Q1で1、2、3を選択した方への質問です。
ADRについて、どのようなものがあることを知っていますか。
実数 %
全体 1089 100.0
1 裁判所が行うもの(民事調停、家事調停) 598 54.9
2 国民生活センターや中央労働委員会等の政府関係機関が行うもの 361 33.1
3 弁護士会・司法書士会等の資格者団体、NPO法人等の民間団体が行うもの 337 30.9
4 民間事業者が行うもののうち、法務大臣の認証を受けた認証紛争解決サービス
(かいけつサポート)
178 16.3
5 ADRというものがあることは知っていたが、具体的にどのようなものがあるかは
知らなかった
252 23.1
6 その他 17 1.6123456 53 ADR の認知経路(複数回答)
「テレビ」と回答した者の割合が最も高く(33.1%)
、次いで、
「新聞」と回答した者
(24.0%)及び「インターネット・SNS」と回答した者(20.5%)の割合が高かった。
「相談機関からの紹介」と回答した者の合計は、20.3%となっている。
Q3.Q1で1、2、3を選択した方への質問です。
どのようにしてADRを知りましたか。
実数 %
全体 1089 100.0
1 テレビ 360 33.1
2 新聞 261 24.0
3 地方公共団体等の窓口や広報誌 128 11.8
4 インターネット・SNS 223 20.5
5 かいけつサポートホームページ 49 4.5
6 かいけつサポートパンフレット 35 3.2
7 家族・友人・知人からの紹介 70 6.4
8 相談機関からの紹介(法テラス) 54 5.0
8 相談機関からの紹介(市町村等の地方自治体) 39 3.6
8 相談機関からの紹介(警察署) 22 2.0
8 相談機関からの紹介(消費生活センター) 40 3.7
8 相談機関からの紹介(法務局) 26 2.4
8 相談機関からの紹介(弁護士会) 39 3.6
9 学校での授業 44 4.0
10 よく覚えていない 325 29.8
11 その他 39 3.6123456788888891011 64 かいけつサポートの印象(複数回答)
「具体的なイメージを持てない」と回答した者の割合が最も高かった(49.1%)。次いで、
「専門家の知識を活用した適切な紛争解決ができる」
と回答した者
(27.4%)
及び「話合いによる柔軟な解決が期待できる」と回答した者(25.2%)の割合が高かっ
たが、
他方で、
「手続を実施する者がどのような知識・能力を有しているのか分からず、
利用するのは不安」と回答した者の割合は 16.1%となっている。
Q4.法務大臣の認証を受けた民間事業者が実施するADRについて、
どのようなイメージを持ちますか、あるいは持っていますか。
実数 %
全体 3478 100.0
1 話合いによる柔軟な解決が期待できる 875 25.2
2 専門家の知識を活用した適切な紛争解決ができる 954 27.4
3 合意ができない場合には紛争解決できないので不便 443 12.7
4 手続を実施する者がどのような知識・能力を有しているのか分からず、利用するのは不安 561 16.1
5 具体的なイメージを持てない 1709 49.1
6 その他 14 0.4123456 75 ODR の名称認知度及び手続認知度
「ODR の名称は聞いたことがあるが、どのようなものかは聞いたことがない」と回
答した者の割合は 9.4%、
「ODR の名称は聞いたことがないが、デジタル技術を活用し
た ADR があることは聞いたことがある」と回答した者の割合は 5.4%、
「ODR の名称
もデジタル技術を活用した ADR があることも両方聞いたことがある」
と回答した者の
割合は 3.5%であり、ODR の名称又は手続を認知している者の割合の合計は 18.3%と
なっている。同様の質問をした ADR の認知度と比較して、ODR の認知度はより低い
結果となっている(
「1 ADR の名称認知度及び手続認知度」参照)。年齢別(表3)及び地域別(表4)の ODR の名称又は手続の認知度に大きな差異は
みられなかったが、18-19 歳の認知度が他の年代に比べて若干高かった。
Q5.ODRという名称やODRがどのようなものであるかについて
聞いたことがありますか。
実数 %
全体 3478 100.0
1 ODRの名称は聞いたことがあるが、どのようなものかは聞いたことがない 326 9.4
2 ODRの名称は聞いたことがないが、デジタル技術を活用したADRがあることは
聞いたことがある
187 5.4
3 ODRの名称もデジタル技術を活用したADRがあることも両方聞いたことがある 123 3.5
4 ODRの名称もデジタル技術を活用したADRがあることも両方聞いたことがない 2842 81.71234 81 ODRの名称は
聞いたことがあるが、
どのようなものかは聞
いたことがない
2 ODRの名称は
聞いたことがないが、
デジタル技術を活用し
たADRがあることは
聞いたことがある
3 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがある
4 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがない
実数 18 6 4 69 97
% 18.6% 6.2% 4.1% 71.1% 100.0%
実数 40 30 28 327 425
% 9.4% 7.1% 6.6% 76.9% 100.0%
実数 41 34 30 432 537
% 7.6% 6.3% 5.6% 80.4% 100.0%
実数 58 50 23 519 650
% 8.9% 7.7% 3.5% 79.8% 100.0%
実数 39 22 13 494 568
% 6.9% 3.9% 2.3% 87.0% 100.0%
実数 74 26 13 562 675
% 11.0% 3.9% 1.9% 83.3% 100.0%
実数 56 19 12 439 526
% 10.6% 3.6% 2.3% 83.5% 100.0%
実数 326 187 123 2842 3478
% 9.4% 5.4% 3.5% 81.7% 100.0%
70-79歳
合計
表3 年齢別ODR認知度
Q5.ODRという名称やODRがどのようなものであるかについて
聞いたことがありますか。
合計
年齢(10歳区切)
18-19歳
20-29歳
30-39歳
40-49歳
50-59歳
60-69歳
1 ODRの名称は
聞いたことがあるが、
どのようなものかは聞
いたことがない
2 ODRの名称は
聞いたことがないが、
デジタル技術を活用し
たADRがあることは
聞いたことがある
3 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがある
4 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがない
実数 18 9 6 126 159
% 11.3% 5.7% 3.8% 79.2% 100.0%
実数 20 8 3 210 241
% 8.3% 3.3% 1.2% 87.1% 100.0%
実数 104 57 39 818 1018
% 10.2% 5.6% 3.8% 80.4% 100.0%
実数 25 18 14 363 420
% 6.0% 4.3% 3.3% 86.4% 100.0%
実数 33 23 13 322 391
% 8.4% 5.9% 3.3% 82.4% 100.0%
実数 66 33 23 445 567
% 11.6% 5.8% 4.1% 78.5% 100.0%
実数 15 15 5 166 201
% 7.5% 7.5% 2.5% 82.6% 100.0%
実数 13 7 1 86 107
% 12.1% 6.5% 0.9% 80.4% 100.0%
実数 32 17 19 306 374
% 8.6% 4.5% 5.1% 81.8% 100.0%
実数 326 187 123 2842 3478
% 9.4% 5.4% 3.5% 81.7% 100.0%
合計
Q5.ODRという名称やODRがどのようなものであるかについて
聞いたことがありますか。
愛知県、三重県、岐阜
県、福井県、石川県、富
山県
近畿
大阪府、京都府、兵庫
県、奈良県、滋賀県、和
歌山県
中国
広島県、山口県、岡山
県、鳥取県、島根県
四国
香川県、徳島県、高知
県、愛媛県
中部
九州
福岡県、佐賀県、長崎
県、大分県、熊本県、鹿
児島県、宮崎県、沖縄県
合計
地域区分
北海道 北海道全域
東北
宮城県、福島県、山形
県、岩手県、秋田県、青
森県
関東1
東京都、神奈川県、埼玉
県、千葉県
関東2
茨城県、栃木県、群馬
県、静岡県、山梨県、長
野県、新潟県
表4 地域別ODR認知度 96 ODR の印象(複数回答)
「紛争解決手続における話し合い等をウェブ会議システムで行うもの」と回答した
者の割合が最も高かった(41.8%)。また、
「デジタルプラットフォーム(ネットショッピングやフリマアプリなど)を利
用して起きたトラブルを当該デジタルプラットフォーム上で解決するもの」と回答し
た者の割合が 27.5%、
「紛争解決手続における話し合い等をチャット機能等で行うもの」
と回答した者の割合が 25.6%となっている。
「具体的なイメージを持てない」と答えた者の割合は 34.1%となっており、ODR の
名称又は手続を認知している者は、ADR の名称又は手続を認知している者に比べ、一
定のイメージを持っている者の割合が高い(
「4 かいけつサポートの印象」参照)。Q6.Q5で1、2、3を選択した方への質問です。 ODRがどのような
手続だというイメージを持ちますか、あるいは持っていますか。
実数 %
全体 636 100.0
1 紛争解決手続における話し合い等をウェブ会議システムで行うもの 266 41.8
2 紛争解決手続における話し合い等をチャット機能等で行うもの 163 25.6
3 デジタルプラットフォーム(ネットショッピングやフリマアプリなど)を利用して起きた
トラブルを当該デジタルプラットフォーム上で解決するもの
175 27.5
4 具体的なイメージを持てない 217 34.1
5 その他 1 0.212345 10
7 法的トラブルの有無(複数回答)
自身や身の回りの家族などで法的トラブルが起こったことが
「ない」
と答えた者の割
合は 65.5%、
何らかのトラブルを経験したことがある者の合計は 24.1%となっている。
法的なトラブルを経験したことがある者及びそのトラブルの内容と ADR、ODR の
認知度との関係に着目すると、ADR、ODR のいずれについても、法的トラブルを経験
した者の方がその認知度が高く(表 5-1、6-1)
、また、その中でも電子商取引に関する
法的トラブルを経験した者の認知度が比較的高いが(表 5-2、6-2)
、相続関係の法的ト
ラブルを経験した者の認知度は比較的低くなっている。
Q7.御自身や身の回りの御家族などで法的なトラブルが起こったことが
ありますか。ある場合そのトラブルはどのようなものでしたか。
実数 %
全体 3478 100.0
1 不動産賃貸借に関する紛争にあったことがある 144 4.1
2 近隣紛争にあったことがある 148 4.3
3 賃金等に関する紛争にあったことがある 107 3.1
4 電子商取引に関する紛争にあったことがある 73 2.1
5 その他不法行為に関する紛争にあったことがある 111 3.2
6 身分関係等に関する紛争にあったことがある 51 1.5
7 相続関係紛争にあったことがある 158 4.5
8 上記以外の紛争にあったことがある 44 1.3
9 ない 2277 65.5
10 わからない 626 18.0
11 その他 6 0.21234567891011 11
1 ADRの名称は
聞いたことがあるが、
どのような手続かは
聞いたことがない
2 ADRの名称は
聞いたことがないが、
裁判外で第三者の関与
の下で合意による解決
を図る手続があること
は聞いたことがある
3 ADRの名称も裁
判外で第三者の関与の
下で合意による解決を
図る手続があることも
両方聞いたことがある
4 ADRの名称も裁
判外で第三者の関与の
下で合意による解決を
図る手続があることも
両方聞いたことがない
実数 109 242 221 264 836
% 13.0% 28.9% 26.4% 31.6% 100.0%
実数 201 311 113 1652 2277
% 8.8% 13.7% 5.0% 72.6% 100.0%
実数 71 33 12 510 626
% 11.3% 5.3% 1.9% 81.5% 100.0%
実数 381 586 346 2426 3739
% 10.2% 15.7% 9.3% 64.9% 100.0%
合計
Q7.御自身や身の回りの御家
族などで法的なトラブルが起
こったことがありますか。
ある
ない
わから
ない
Q1.ADRという名称やADRがどのような手続であるかについて
聞いたことがありますか。
合計
表5-1 トラブル経験の有無とADR認知のクロス表
1 ADRの名称は
聞いたことがあるが、
どのような手続かは
聞いたことがない
2 ADRの名称は
聞いたことがないが、
裁判外で第三者の関与
の下で合意による解決
を図る手続があること
は聞いたことがある
3 ADRの名称も裁
判外で第三者の関与の
下で合意による解決を
図る手続があることも
両方聞いたことがある
4 ADRの名称も裁
判外で第三者の関与の
下で合意による解決を
図る手続があることも
両方聞いたことがない
実数 35 36 32 41 144
% 24.3% 25.0% 22.2% 28.5% 100.0%
実数 15 42 41 50 148
% 10.1% 28.4% 27.7% 33.8% 100.0%
実数 17 37 30 23 107
% 15.9% 34.6% 28.0% 21.5% 100.0%
実数 11 24 30 8 73
% 15.1% 32.9% 41.1% 11.0% 100.0%
実数 10 38 31 32 111
% 9.0% 34.2% 27.9% 28.8% 100.0%
実数 11 10 20 10 51
% 21.6% 19.6% 39.2% 19.6% 100.0%
実数 9 40 35 74 158
% 5.7% 25.3% 22.2% 46.8% 100.0%
実数 1 15 2 26 44
% 2.3% 34.1% 4.5% 59.1% 100.0%
実数 201 311 113 1652 2277
% 8.8% 13.7% 5.0% 72.6% 100.0%
実数 71 33 12 510 626
% 11.3% 5.3% 1.9% 81.5% 100.0%
実数 381 586 346 2426 3739
% 10.2% 15.7% 9.3% 64.9% 100.0%
9ない
10わからない
4電子商取引に関
する紛争にあった
ことがある
6身分関係等に関
する紛争にあった
ことがある
合計
表5-2 トラブルの内容とADR認知のクロス表
Q1.ADRという名称やADRがどのような手続であるかについて
聞いたことがありますか。
合計
Q7.御自身や身の回
りの御家族などで法
的なトラブルが起
こったことがある場
合そのトラブルはど
のようなものでした
か。
1不動産賃貸借に
関する紛争にあっ
たことがある
7相続関係紛争に
あったことがある
5その他不法行為
に関する紛争に
あったことがある
2近隣紛争にあっ
たことがある
3賃金等に関する
紛争にあったこと
がある
8上記以外の紛争
にあったことがある 12
1 ODRの名称は
聞いたことがあるが、
どのようなものかは聞
いたことがない
2 ODRの名称は
聞いたことがないが、
デジタル技術を活用し
たADRがあることは
聞いたことがある
3 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがある
4 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがない
実数 140 184 169 343 836
% 16.7% 22.0% 20.2% 41.0% 100.0%
実数 178 68 45 1986 2277
% 7.8% 3.0% 2.0% 87.2% 100.0%
実数 51 6 11 558 626
% 8.1% 1.0% 1.8% 89.1% 100.0%
実数 369 258 225 2887 3739
% 9.9% 6.9% 6.0% 77.2% 100.0%
Q5.ODRという名称やODRがどのようなものであるかについて
聞いたことがありますか。
合計
合計
Q7.御自身や身の回りの御家
族などで法的なトラブルが起
こったことがありますか。
ある
ない
わから
ない
表6-1 トラブル経験の有無とODR認知のクロス表
1 ODRの名称は
聞いたことがあるが、
どのようなものかは聞
いたことがない
2 ODRの名称は
聞いたことがないが、
デジタル技術を活用し
たADRがあることは
聞いたことがある
3 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがある
4 ODRの名称も
デジタル技術を活用し
たADRがあることも
両方聞いたことがない
実数 43 17 27 57 144
% 29.9% 11.8% 18.8% 39.6% 100.0%
実数 28 35 24 61 148
% 18.9% 23.6% 16.2% 41.2% 100.0%
実数 15 41 26 25 107
% 14.0% 38.3% 24.3% 23.4% 100.0%
実数 11 25 29 8 73
% 15.1% 34.2% 39.7% 11.0% 100.0%
実数 11 25 24 51 111
% 9.9% 22.5% 21.6% 45.9% 100.0%
実数 12 13 16 10 51
% 23.5% 25.5% 31.4% 19.6% 100.0%
実数 18 24 22 94 158
% 11.4% 15.2% 13.9% 59.5% 100.0%
実数 2 4 1 37 44
% 4.5% 9.1% 2.3% 84.1% 100.0%
実数 178 68 45 1986 2277
% 7.8% 3.0% 2.0% 87.2% 100.0%
実数 51 6 11 558 626
% 8.1% 1.0% 1.8% 89.1% 100.0%
実数 369 258 225 2887 3739
% 9.9% 6.9% 6.0% 77.2% 100.0%
合計
Q7.御自身や身の回
りの御家族などで法
的なトラブルが起
こったことがある場
合そのトラブルはど
のようなものでした
か。
1不動産賃貸借に
関する紛争にあっ
たことがある
2近隣紛争にあっ
たことがある
3賃金等に関する
紛争にあったこと
がある
4電子商取引に関
する紛争にあった
ことがある
5その他不法行為
に関する紛争に
あったことがある
6身分関係等に関
する紛争にあった
ことがある
7相続関係紛争に
あったことがある
8上記以外の紛争
にあったことがある9ない
10わからない
表6-2 トラブルの内容とODR認知のクロス表
Q5.ODRという名称やODRがどのようなものであるかについて
聞いたことがありますか。
合計 138 法的トラブルの解決手段(複数回答)
「弁護士に相談した」と回答した者の割合が最も高く(37.2%)
、次いで、
「自分で
裁判所に訴訟や調停の申立てをした」と回答した者の割合が高かった(17.9%)。「法務大臣の認証を受けた認証紛争解決サービス(かいけつサポート)を利用し
た」と回答した者の割合は 3.1%となっている。
Q8.Q7で「ある」を選択した方への質問です。
トラブルはどのようにして解決しましたか。
実数 %
全体 575 100.0
1 自分で裁判所に訴訟や調停の申立てをした 103 17.9
2 弁護士に相談した 214 37.2
3 司法書士に相談した 62 10.8
4 弁護士、司法書士以外の専門家に相談した 50 8.7
5 市役所などの自治体に相談した 74 12.9
6 警察に相談した 58 10.1
7 国民生活センター、日本司法支援センター(法テラス)などの公的団体に相談した 74 12.9
8 地域の有力者に相談した 23 4.0
9 親戚や知人に相談した 73 12.7
10 誰にも相談せず、自分で直接相手と交渉して解決した 40 7.0
11 法務大臣の認証を受けた認証紛争解決サービス(かいけつサポート)を利用した 18 3.1
12 弁護士会・司法書士会等の資格者団体が行う調停、あっせんを利用した 23 4.0
13 政府関係機関が行う調停、あっせんを利用した 14 2.4
14 未だに解決していない 91 15.8
15 その他 27 4.7123456789101112131415 14
9 利用したい ADR(複数回答)
「手続に要する費用が安い」と回答した者の割合が最も高く(41.0%)
、次いで、
「解
決までにかかる期限が短い」と回答した者(30.4%)、「解決率が高い、あるいは解決の
実績がある」と回答した者の割合(25.4%)が高かった。
「ADRは利用したくない」と回答した者(1265 人、36.4%)について、ADRの認
知度を集計したところ、
「ADRの名称も裁判外で第三者の関与の下で合意による解決
を図る手続があることも両方聞いたことがない」
者の割合
(83.6%)
が高かった
(表7)。Q9.ADRについて、どのようなものであれば利用したいと思いますか。
実数 %
全体 3478 100.0
1 紛争の相手方と対面で話し合う手続 255 7.3
2 紛争の相手方と非対面で話し合う手続 789 22.7
3 手続に要する費用が安い 1425 41.0
4 場所を問わず(自宅などから)、Web会議を利用できる 500 14.4
5 時間を問わず(土・日曜日も)利用できる 647 18.6
6 解決までにかかる期間が短い 1057 30.4
7 チャット等での手続 210 6.0
8 解決率が高い、あるいは解決の実績がある 883 25.4
9 調停、あっせんを行う調停人等の専門性、能力が担保されている 786 22.6
10 合意内容が履行されなかった場合に強制執行をすることができる 434 12.5
11 デジタルプラットフォーム(ネットショッピングやフリマアプリなど)を利用して起きた
トラブルを当該デジタルプラットフォーム上で解決するもの
202 5.8
12 その他 30 0.9
13 ADRは利用したくない 1265 36.4 15Q9.ADRについて、どのようなもの
であれば利用したいと思いますか。
13ADRは利用したくない
実数 1265
% 100
実数 128
% 10.1
実数 58
% 4.6
実数 22
% 1.7
実数 1057
% 83.6
表7 ADRを利用したくない者の認知度
Q1.ADRという名称やADR
がどのような手続であるかについ
て聞いたことがありますか。
1ADRの名称は聞いたことがあ
るが、どのような手続かは聞いた
ことがない
2ADRの名称は聞いたことがな
いが、裁判外で第三者の関与の下
で合意による解決を図る手続があ
ることは聞いたことがある
3ADRの名称も裁判外で第三者
の関与の下で合意による解決を図
る手続があることも両方聞いたこ
とがある
4ADRの名称も裁判外で第三者
の関与の下で合意による解決を図
る手続があることも両方聞いたこ
とがない12345678910111213

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