令和4年7、8月号
☆刑務所出所者等を雇用する協力雇用主インタビュー☆
新型コロナウイルス感染症の影響により、刑務所出所者等の就労に
ついて経験豊かなアドバイザーの経験談を皆様にお伝えする機会が
減っている中、既に刑務所出所者等の雇用を多く行っていただいて
いる事業主様へのインタビューをご紹介させていただきます。
〜Message〜
白石工業株式会社
相談役 白石宏行
Q:受け入れのきっかけはなんですか?
A:父の経営する会社にきたのは40年前です。
入社してすぐ建設現場で働くようになりました。
少しして、ほかの同僚からあいつは大きな事件
を起こし、 長い間刑務所にいたやつだと聞か
されました。でも気心も合うし楽しく仕事がで
きるので全く気になりませんでした。
白石工業株式会社は、土木一式工事や建築
一式工事を請け負う会社です。
平成17年から協力雇用主として登録し、こ
れまで160人以上の刑務所出所者等を実
際に受け入れていただき、現在も30名以
上の刑務所出所者等が働いています。
『コレまる』
ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。
A:前科のある人を採用するのも一般の採用も変
わりません。
思っているのと違ったからといってクビにはで
きません。
採用を決める最後は自分の目です。
頑張って働いてもらい助かっている会社はたく
さんあります。
私はやりがいのある仕事だと思います。
興味があるなら ぜひ協力雇用主に登録してく
ださい。
Q:雇用に関しての心配・苦労はありましたか?
Q:最後に事業主の方へのメッセージをお願い
します。
A:今働いている社員に伝えて雇うのか、
内緒で雇うのか、本人の考えもあるので
どれが正しいかはいつも悩みます。その事
を考えると、協力雇用主に登録する事はと
ても大変なことなんだということも理解し
ないといけないけれど、採用したおかげで
本当に良い人が来てくれて良かったという
ことは、たくさんあります。

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