長期相続登記等未了土地解消事業による成果
<被災地域(志波地区)の復旧の様子>(出典:朝倉市)
甚大な被害が生じた真備地区の土地約1,600筆の土地について、
登記官が700人を超える登記名義人の法定相続人の探索を実施
★平成30年7月豪雨災害復旧事業(岡山県倉敷市)
記録的豪雨の影響により市内各地で災害が発生した
★平成29年7月九州北部豪雨復旧・復興事業(福岡県朝倉市)
法定相続人情報の活用により所有者探索が大幅に
省力化された
→迅速な復旧・復興作業の実施に寄与
□しろいしかく 具体例
速やかに復旧工事を進めるため、朝倉市からの求めに応じ、
朝倉市の土地約2,000筆の土地について、登記官が800人
を超える登記名義人の法定相続人の探索を実施した
相続人が最も多い
土地では、1筆で
およそ290人もの
相続人が存在
(自治体が実施した事例においては、)登記簿に明治時代の所
有者しか記載されていなかったことから、所有者の把握に時
間を要し、用地取得に約10年要した
(出典:平成29年6月所有者不明土地問題研究会中間整理)
まび
<末政川復旧工事の様子>(出典:岡山県)
→上記同様、法定相続人情報が迅速な復旧・復興作業の実施に寄与
法定相続人情報
の活用により、
迅速な復旧工事
が実現
★復旧事業以外の各種公共事業においても活用
○しろまる八丈町道路拡張事業(東京都)
○しろまる開成駅前通り線周辺地区
土地区画整理事業(神奈川県)
○しろまる国道422号線道路改築事業(滋賀県)
○しろまる仙台市海岸公園整備事業(宮城県) 等
法務省民事局