各自治体からは・・1更生支援企画課だより
KOUSEI SHIEN KIKAKUKA DAYORI
法務省近畿エリアの再犯防止・更生支援情報が満載の広報誌
法務省大阪矯正管区
☎06-6941-5781
06-6910-2428
Vol.17R4.21.oosakakyouseik.k
fb@i.moj.go.jp
地方公共団体における再犯防止の取組を促進するための協議会
が開催されました!!
令和3年12月20日,地方公共団体
における再犯防止の取組を促進するため
の協議会(近畿ブロック協議会)が,
ハイブリッド形式で開催されました。
地方公共団体における再犯防止の取組を促進するための協議会
平成30年度から令和2年度まで各都道府県が取り組んだ地域再犯防止推進モデ
ル事業の成果を横展開することで再犯防止推進のさらなる取組メニューの普及・促
進と都道府県・市区町村の連携方策等の検討を進め,地方再犯防止推進計画策定や
都道府県と地区町村が連携した取組等の成果や課題の情報共有を行い,更に発展さ
せるための方法や課題を検討を協議する場です。
国(法務省)として・・
・再犯防止施策に係る予算の
確保や再犯防止という取組に
関して,庁内外の理解を得る
ことが難しい。
・司法機関から支援者の情報
が十分に得られないので,施
策の効果的な実施や効果検証
が難しい。
今後はモデル事業を中心
とした自治体による再犯防
止の取組の拡充をもって,
予算措置への検討を行って
いくこと,出所者等の情報
提供に関しては法務省の課
題として検討していきたい
と考えています。
=地域再犯防止推進モデル事業の結果報告や再犯防止推進への取組紹介など=
地域生活定着支援センターの入口支援に関
し,これまで兵庫県においては県弁護士会が
福祉的支援へのアプローチを行ってきたが,
不起訴処分等では短時間で福祉的支援につな
ぐことが困難であり,地域生活定着支援セン
ターの入口支援の必要性を確認した。
生きづらさを抱えた若年者支援という観点
でのアプローチとして,刑事司法機関からの
切れ目のない支援を行うため,更生支援相談
員を配置した。ほかに相談機関紹介のハンド
ブック作成,民間団体による若年女性の居場
所づくりの補助金創設など行った。
兵庫県 京都市
KOUSEI SHIEN KIKAKUKA DAYORI
矯正が取り組んでいる居住支援について
矯正では,出所者にとって地域で安定し
た生活を続けるに必要なものとして「出番
と居場所」と考えています。「出番」とは
就労や役割,「居場所」は役割や所属の他
に,文字どおり生活する空間でもあります。
また,仕事や行政のサービスを受けるにも
現在の住居が決まっていないと安定した地
域生活は難しく,その点においても「住居
確保」は重要な要素と考えます。
生活困窮者,高齢者,障害者,子ど
もを育成する家庭,刑務所出所者等で
生活や住宅確保に配慮を要する人々の
自立生活の促進として国土交通省,厚
生労働省,法務省の関係部局や福祉,
住宅・不動産・矯正・保護等関係団体
による情報共有や協議を行う連絡協議
会を設置し,住居と生活を伴った支援
に取り組んでいます。
令和3年7月,国土交通省近畿地方整備局,
厚生労働省近畿厚生局,近畿更生保護委員会
とともに情報交換会を行い,居住支援等に係
る各機関の取組について相互理解を深めつつ,
今後の連携体制等を確認しました。
管内(近畿2府4県)×ばつ更生支援を考える パンフレット完成しました。
コロナ禍で多くの会合等が中止となりましたが,今年
度法務省近畿ブロック再犯防止実務担当者協議会事務局
として,日頃連携していただいている関係機関及び関係
団体の皆様の活動や思いをインタビューの形でまとめさ
せていただきました。ぜひご覧ください。
URL http://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei08_00104.html

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