施設の特徴
旭川刑務所の概要
地域と連携した取組・地域貢献
沿 革
所在地
大正 5年 札幌監獄旭川分監開設
大正 8年 旭川監獄と改称
大正 9年 名寄出張所開設
大正11年 旭川刑務所と改称
昭和23年 西神楽農場開設
昭和24年 出張所を名寄拘置支所
と改称
昭和43年 現在地に施設移転
平成28年 全体改築工事竣工
平成31年 名寄拘置支所改築工事
竣工
令和 2年 西神楽農場開放的施設
に指定
▲さんかく改築前の旭川刑務所庁舎
所在地 :北海道旭川市
収容定員:500名
収容対象:男子受刑者
(主に刑期が10年以上で,犯罪傾向の進んでいる者)
規模 :本所敷地 約12万m2
西神楽農場 約300万m2
名寄拘置支所 約6千m2
【長期刑の受刑者を収容】
旭川刑務所は,長期刑の受刑者を収容
していることから,対人トラブルを防止
して改善更生に向かいやすい環境とする
ため,平成28年の改築において,受刑
者は全て単独室としています。
【農作物の栽培】
旭川刑務所の南東約30キロメートル
に西神楽農場があり,馬鈴薯,南瓜,ス
イートコーン等を栽培しています。
【職業訓練】
旭川刑務所では,職業訓練として溶接
科・ビジネススキル科を開講しており,
溶接科ではガス溶接,アーク溶接等の資
格を取得することができます。
▲さんかく居室は,木製のベッドや自動水栓
等,特徴ある作りとなっています。
▲さんかく広大な敷地面積
(東京ドーム63個分)です。
【社会貢献作業〜市内公共施設の除雪ボランティア〜】
旭川刑務所では,平成28年
から旭川市と協議し,西神楽農
場に就業する受刑者が,社会貢
献作業として市内公共施設の除
雪ボランティアを行っておりま
す。こうした取組を通じ,受刑
者に社会に役立っているという
意識を持たせることにより,改
善更生及び円滑な社会復帰に資
する働き掛けを行っています。
▲さんかく寒い中,汗を流しながら公民館
等の除雪を行っています。
【「こども食堂」活動支援】
【施設マスコット「カタックリちゃん」】
国難とも言える新型コロナウイルス感染症に
打ち勝つため,手洗いの徹底や三密の防止,そ
して,施設の合言葉として,「乗り越えよう!
旭川刑務所」を合言葉に,施設のマスコットで
もある,カタックリちゃんをモチーフにした人
形を作成しました。
カタックリちゃんは,当所裏手の突哨山に
「カタクリ」の花が群生しており,この可憐な
カタクリの花をイメージしたキャラクターです。
◀突哨山に群生している
カタクリの花です。
▲さんかく職員が考案し,
作成した人形です。
旭川刑務所 Penal Institution
交通事故根絶及び被害者支援
への理解を深めることを目的と
して,全国的に取り組まれてい
る「ひまわりの絆プロジェク
ト」に参画し,受刑者が育成し
たひまわりを市内及び近郊の道
の駅に設置したほか,当所近隣
の中学校からも,同プロジェク
トへの賛同があったことから,
学習の一環として同校において
も展示することとなりました。
▶中学校の生徒さんから,
ひまわりの絵とコメントが届きました。
旭川刑務所
〒071ー8153
北海道旭川市東鷹栖3線20-620
☎ 0166-57-2511
【ひまわりの絆プロジェクト】
西神楽農場で受刑者が栽培した農作物を,経済的な事情で食事に
困っていたり,居場所のない子供達への支援等を行っている「こ
ども食堂」に寄付する試みを旭川市の協力のもと,進めています。