参考|これまでの支援の流れ
目標及び活動スケジュール
概要
2020年12月 法務総合研究所国際協力部
1 1994年,日本国法務省によるベトナム司法省に対する研修実施
期 間|2021年1月1日〜2025年12月31日(5年間)
案件名|法整備・執行の質及び効率性向上プロジェクト
実施機関(カウンターパート)|6機関
1司法省 2共産党中央内政委員会 3首相府
4最高人民裁判所 5最高人民検察院
6ベトナム弁護士連合会
○しろまる目 標
法・司法改革の促進と国家の国際競争力の強化に寄与するた
め,ベトナムの法規範文書制度の質及びその効果的な執行が
国際標準に照らして向上する。
○しろまる活動スケジュール
【第1段階】
ベトナムの法・司法制度改革戦略やこれまでの日本の支援の
成果を踏まえて,法規範文書の不統一,法執行の非効率等を
改善するための重要課題を1年程度で特定する。
【第2段階】
課題解決のために設置されたワーキンググループが具体的な
解決策を検討・提案する。
(注)2共産党中央内政委員会は,共産党中央執行委員会に対し,
内政,汚職防止,司法改革に関する助言等を行うための専
門業務機関。本プロジェクトから新たに参加。
3 これまで民法,民事訴訟法,刑事訴訟法を始めとする多くの法令の起草・改正を支援するとともに,法務・司法機関の法令の運用能
力,実務改善能力,人材育成能力の向上などを支援。その一環として,検察や弁護士向けのマニュアル作成を支援。また,ベトナム側
が自ら多数の法令を制定していることを踏まえ,法令の整合性確保に向けた取組を支援。
新規JICAプロジェクトにおいては,法令の整合性確保に加え,法制度の「質」や「効率性」の向上を目指す。
2 1996年,JICAプロジェクト開始
・1996年〜2007年「法整備支援プロジェクト」(フェーズ1〜3)
・2007年〜2015年「法・司法制度改革支援プロジェクト」(フェーズ1〜2)
・2015年4月〜2020年12月末(現行案件)「2020年を目標とする法・司法改革支援プロジェクト」
ベトナム「法整備・執行の質及び効率性向上プロジェクト」の概要
これらの活動を通じて,日越の法・司法機関の幅広い連携の
促進も図る。