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IT化に伴う国際送達及び国際証拠調べ検討会(第3回)議事概要
1 日時
令和2年9月25日(金)午後1時00分
2 場所
法務省内会議室(注記)
(注記) 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため,希望する構成員はウェ
ブ会議システムを利用して出席した。
3 出席者
座 長 竹下 啓介 一橋大学大学院法学研究科教授
構成員 石井 由梨佳 防衛大学校准教授
橘高 真佐美 弁護士
菱田 雄郷 東京大学大学院法学政治学研究科教授
古田 啓昌 弁護士
森田 章夫 法政大学法学部法律学科教授
山本 和彦 一橋大学大学院法学研究科教授
関係省庁等 法務省大臣官房国際課
法務省民事局
外務省領事局
外務省国際法局
最高裁判所事務総局民事局
4 議事概要
本会議においては,
IT化に伴う国際証拠調べに関する検討課題について意見
交換がされた。
まず,
IT化に伴い利用可能な場面を拡大することが検討されているウェブ会
議による証人尋問等について,
これを国際証拠調べに適用することができるかど
うかを検討するに当たり,
どのような論点を検討しなければならないかが確認さ
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れた。
その上で,
考えられる論点ごとの課題や,
これらの課題の在り方等について意
見交換がされた。具体的には,ITを利用した国際証拠調べが伝統的な国際法に
おける国家管轄権の概念との関係でどのように位置付けられるのかという点につ
いての意見や,外国における現状やその評価を紹介しての意見等が出され,これ
らの意見を踏まえ,引き続き検討することとされた。
次回の会議では,IT化に伴う国際送達に関する検討課題について,2読目の
議論がされる予定である。
5 次回日程
令和2年10月25日(金)午後1時00分

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