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IT化に伴う国際送達及び国際証拠調べ検討会(第2回)議事概要
1 日時
令和2年7月22日(水)午前10時00分
2 場所
法務省内会議室(注記)
(注記) 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため,希望する構成員はウェ
ブ会議システムを利用して出席した。
3 出席者
座 長 竹下 啓介 一橋大学大学院法学研究科教授
構成員 石井 由梨佳 防衛大学校准教授
橘高 真佐美 弁護士
菱田 雄郷 東京大学大学院法学政治学研究科教授
古田 啓昌 弁護士
森田 章夫 法政大学法学部法律学科教授
山本 和彦 一橋大学大学院法学研究科教授
関係省庁等 法務省大臣官房国際課
法務省民事局
外務省領事局
外務省国際法局
最高裁判所事務総局民事局
4 議事概要
本会議においては,
IT化に伴う国際送達に関する検討課題について意見交換
がされた。
まず,
IT化に伴い新たに導入することが検討されている送達方法について,
これを国際送達について適用することができるかどうかを検討するに当たり,どのような論点について検討しなければならないかについて確認がされた。
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その上で,考えられる論点ごとに,それぞれどのような課題があるか,これら
の課題についてどのように整理するか等について意見交換がされた。
具体的には,
ITを利用した国際送達が伝統的な国際法における国家管轄権の概念との関係で
どのように位置付けられるのかという点についての意見や,
外国における議論の
状況について紹介する意見等が出され,これらの意見を踏まえ,引き続き検討す
ることとされた。
次回の会議では,
IT化に伴う国際証拠調べに関する検討課題について意見交
換がされる予定である。
5 次回日程
令和2年9月25日(金)午後1時00分

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