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IT化に伴う国際送達及び国際証拠調べ検討会について
令和2年7月1日
法務省民事局
1 趣旨
民事裁判手続のIT化については,本年2月開催の法制審議会総会において,
法務大臣から諮問がされ,本年6月から,民事訴訟法(IT化関係)部会におい
て調査審議が進められているところ,同部会における検討課題の一つとして,送
達や証人尋問を,ITを用いた方法により簡易・迅速に行うことができないかと
いう論点がある。
他方で,
外国に所在する者に対する送達や外国に所在する証人等の尋問につい
てITを用いた方法の導入を検討するに当たっては,
他国の主権との関係で慎重
な検討が必要となる。そこで,外部有識者を構成員とする標記検討会を設置し,
この点についての法的な課題を整理して,
検討の結果を同部会に報告することと
した。
2 構成員等(五十音順・敬称略)
座 長 竹下 啓介 一橋大学大学院法学研究科教授
構成員 石井 由梨佳 防衛大学校准教授
橘高 真佐美 弁護士
菱田 雄郷 東京大学大学院法学政治学研究科教授
古田 啓昌 弁護士
森田 章夫 法政大学法学部法律学科教授
山本 和彦 一橋大学大学院法学研究科教授
関係省庁等 法務省大臣官房国際課
法務省民事局
外務省領事局
外務省国際法局
最高裁判所事務総局民事局
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3 日程
第1回 7月 3日(金)
第2回 7月22日(水)
第3回以降 未定

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