民間技術を活用した入札契約方式の平成17年度の実施状況について
平成17年度に発注した国土交通省直轄工事のうち、総合評価落札方式、設計・施工一括発注方式、VE方式、マネジメント技術活用方式の実施状況をとりまとめました。
国土交通省においては、民間の技術を活用することなどにより、公共工事の目的物の機能と品質の確保の両立を図りつつ、コスト縮減を可能とするため、総合評価落札方式等の入札契約方式の活用を進めております。
平成17年度においては、総合評価落札方式を2,022件実施したほか、設計・施工一括発注方式を14件試行する(前年度11件)など、これら民間の技術を活用する入札契約方式の拡大を図りました。また、平成12年度末より開始されたマネジメント技術活用方式については、3件について試行しました。
実施件数の一覧については別紙−1をご覧下さい。
2.実施状況
(1)
総合評価落札方式
総合評価落札方式については、これまでも試行を行ってきたところですが、平成17年度においては、2,022件実施しました。全発注金額の概ね4割以上で実施することを目標として取り組んでいたところですが、これについては達成することができました。
(2)
VE方式
VE方式については、平成9年度より試行を始め、これまでに入札時VE方式及び契約後VE方式共に数多くの工事において実施されており、契約後VE方式については、平成13年度より一般競争入札及び公募型指名競争入札において、原則全ての工事を対象とする等、拡大を図っているところです。
設計・施工一括発注方式については、平成9年より試行を開始し、平成17年度は14件の工事において、引き続き試行を実施しております(別紙−2参照)。
(4)
マネジメント技術活用方式
マネジメント技術活用方式については、平成12年度より試行を開始し、平成17年度においては3件について、引き続き実施しております(別紙−3参照)。