令和7年8月4日
「国土交通省渇水対策本部」(本部長:中野洋昌国土交通大臣)では、農林水産省と連携
し、ダムの最低水位以下の貯留水(底水)活用、TEC-FORCE 等による災害対策用機械等(排
水ポンプ車、散水車等)を活用したかんがい用水の給水等の支援を実施しています。
本支援は、改正災害対策基本法(R7.6公布)を踏まえた連携の枠組「TEC-FORCE パートナ
ー ※(注記)」として活動する民間企業と協働して実施しています。
※(注記)地方整備局等と災害協定等を締結している法人又は団体
○しろまる自治体への主な支援状況 (詳細は別紙のとおり)
1)ダム(最低水位以下)の貯留された流水の補給
【東北地方整備局管内】
・ダム(最低水位以下)の貯留された流水の補給
利水者からの要請に応じ、貯水率が0%となっても最低水位以下の水の放流を実施。
御所ダム<岩手県盛岡市>(令和7年7月31 日(木)〜)
鳴子ダム<宮城県大崎市>(令和7年7月29 日(火)〜)
2)TEC-FORCE 等による災害対策用機械等による支援
【北陸地方整備局管内】
・新潟県村上市(令和7年8月2日(土)〜)
排水ポンプ車で荒川から取水した水を、コンクリートミキサー車を利用し運搬し、
春木山地区に補給を実施。
・
新潟県北蒲原群聖籠町(令和7年8月3日(日)〜)
新発田維持出張所の井戸水を排水管清掃車にて、供給不足の田んぼへ直接給水を実施。また、
近隣排水路より、工事用排水ポンプにより、水をくみ上げ田んぼへ給水を実施。
3)その他の支援
・上越市水道水確保に向けた技術支援(北陸地方整備局)
上越市水道水確保に向けた新潟県、上越市が行う対応について、国も調整役として技術支援を実施中。