令和5年12月15日
国土交通省では、土地利用、行政区域、公共施設、社会インフラ、地域の災害リスク情報等の国土に関する基礎的な地理空間情報をGISデータにして整備し、国土数値情報として専用のダウンロードサイトにて無償で提供しています。
令和5年10月20日に報道発表した「国土数値情報の整備・公開予定のお知らせ」に加えて令和5年度事業として「大規模盛土造成地」を新たに整備します。
○しろまる 国土数値情報の概要
国土数値情報についての概要は別途参考資料をご参照ください。
○しろまる大規模盛土造成地とは
宅地を造成する場合、切土と盛土を組み合わせる手法が一般的です。盛土造成地には、谷埋め型盛
土や腹付け型盛土等があり、谷埋め型盛土は、谷や沢を埋めたてていることから、盛土内に水の浸入を
受け易く形状的に盛土側面に谷部の斜面が存在することが多いという特徴があります。一方、腹付け型
盛土は、傾斜地盤上の高さが高いという特徴があります。これらの盛土造成地のうち、以下のいずれか
の要件を満たすものを大規模盛土造成地と呼びます。
[1] 谷埋め型大規模盛土造成地 : 盛土の面積が3,000平方メートル以上
[2] 腹付け型大規模盛土造成地 : 盛土をする前の地盤面の水平面に対する角度が 20 度以上で、
かつ、盛土の高さが 5 メートル以上
○しろまる 令和5年度データ整備計画と公開予定
これまで「大規模盛土造成地」は、国土地理院が提供する「重ねるハザードマップ」で閲覧可能でしたが、
国土数値情報としてシェープファイル形式、GML形式、Geojson形式で整備し、令和6年5〜6月頃に国土数
値情報ダウンロードサイトにて公開を予定しております。
○しろまる 公開先 国土数値情報ダウンロードサイト(
https://nlftp.mlit.go.jp/)
○しろまる 国土数値情報の整備・公開予定のお知らせ(
令和5年10月20日 報道発表分)