令和6年1月18日
令和5年には、43の道府県で1,471件の土砂災害※(注記)が発生した。
統計開始以降(S57〜)の平均発生件数(1,099件)および直近10年(H25-R4)の平均発生件数(1,446件)を上回った。
※(注記)土石流等、地すべり、がけ崩れ(火砕流は除く)。
【令和5年の土砂災害】
43道府県で1,471件の土砂災害が発生し、死者8名、人家被害262戸の被害が生じた。
統計開始以降(S57〜)の平均発生件数(1,099件)および直近10年(H25-R4)の平均発生件数(1,446件)を上回った。
特に、6月29日から梅雨前線により各地で大雨が降り、22県で397件の土砂災害が発生した。このうち、7月1日から12日までに9県で線状降水帯が発生し、これらの県では全数の約8割にあたる322件の土砂災害が発生した。
また、9月に発生した台風第13号では、全数の8割以上にあたる257件の土砂災害が千葉県で発生した。これは、単一の台風、単一の県で発生した件数として歴代1位となった。