報道・広報

DXによる下水道の革新的技術開発に着手!
〜処理場広域管理システムなど、新たに9技術採択〜

令和3年4月30日

国土交通省は、下水道の課題を解決するため、令和3年度は、下水道の革新的技術を検証するB-DASHプロジェクト(注記)1として、ICTを活用した
下水道施設広域管理システムなどの新技術について、実規模レベルの施設を用いた技術実証や導入可能性調査(FS(注記)2調査)を行うほか、開発
段階の技術の実用化や他分野の技術の下水道への応用に向けた研究を行います。

(注記)1 B(ビー)-DASH(ダッシュ)プロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project
(注記)2 FS:Feasibility Study(導入可能性調査)


令和3年度B-DASHプロジェクト及び下水道応用研究は、今後の技術開発の方針を示した「下水道技術ビジョン」(平成27年12月策定)のロードマップに
照らしてテーマ設定を行った上で公募を行い、学識経験者、自治体代表者等からなる外部評価委員会による審査の結果、以下の9技術を採択しました。
(採択技術の概要は別紙参照)。

<B-DASH 実規模実証>
[1]ICTの活用による下水道施設広域監視制御システム実証事業
[2] AIを活用した下水処理場運転操作の先進的支援技術に関する実証事業
[3] AIを用いた分流式下水の雨天時浸入水対策支援技術に関する実証事業
[4] 分流式下水道の雨天時浸入水量予測及び雨天時運転支援技術に関する実証事業

<B-DASH FS調査>
[5]下水処理場の効率的維持管理の基盤となるクラウド3次元GISデータベースの適用可能性調査

<下水道応用研究>
[6]微生物燃料電池を用いた発電型水処理技術の開発
[7] サステイナブルな汚泥焼却のための次世代補助燃料の検討
[8] AIによる下水道管路破損予測、財政効果の見える化ならびにストックマネジメント、
アセットマネジメントの高度化に関する調査業務
[9] 感染症適応社会を実現するリアルタイム下水監視システムの構築

(注記)開発課題又は調査研究の名称は各実施者からの提案によるもの。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別紙(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課 下水道国際・技術室課長補佐 村岡 正季
TEL:03-5253-8111 (内線34172) 直通 03-5253-8803 FAX:03-5253-1596
国土交通省水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課 下水道国際・技術室環境技術係長 金井 容秀
TEL:03-5253-8111 (内線34134) 直通 03-5253-8803 FAX:03-5253-1596

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