平成29年12月13日
「高規格堤防の効率的な整備に関する検討会(座長:宮村忠関東学院大学名誉教授)」において、
検討してまいりました、より効率的な高規格堤防の整備を推進するための方策について「提言」が
とりまとまりました。(内容は添付資料を確認ください)
国土交通省では、今後、提言で示された方策を具体化してまいります。
高規格堤防は、ゼロメートル地帯等低平地において、堤防決壊による市街地の壊滅的な被害の回避や
災害時の避難場所等の機能、良好な住環境の提供等、多様な効果を発揮します。
国土交通省では、高規格堤防の効率的な整備を進めていくため、平成29 年5 月に検討会を設置し、
これまで3回にわたり、現状と課題、方策等について幅広く議論を行ってまいりました。
■しかく提言の主なポイント
[1]共同事業の対象者(地方公共団体、民間事業者等)を把握する段階
・高規格堤防の意義等の共有
・高規格堤防の予定区域の明示
[2]共同事業として実施していくための準備段階
・川裏法面敷地等の活用等
・税制等の支援制度の検討
・民間の人材、ノウハウを活用した円滑な事業の調整
・住民等の負担の軽減
[3]共同事業として事業着手してからの段階
・盛土と建築物などの一体的な施工
■しかく添付資料
・「高規格堤防の効率的な整備に関する検討会」の提言 【概要】
・「高規格堤防の効率的な整備に関する検討会」 委員名簿
■しかく参考
「高規格堤防の効率的な整備に関する検討会」の提言やこれまでの検討会の資料については、
下記URL でご覧頂けます。
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koukikaku_kentoukai/index.html