平成29年3月22日
国土交通省は、兵庫県姫路市から申請のあった「八家川流域浸水対策プラン」を、3 月22 日に
「100mm/h 安心プラン※(注記)」として登録しました。
今後、八家川流域では河川や下水道の整備等のハード対策と住民への啓発等のソフト対策が
一体的に促進されます。
※(注記)100mm/h 安心プラン
・河川管理者及び下水道管理者による河川と下水道の整備に加え、
住民(団体)や民間企業等の参画の
もと、浸水被害の軽減を図るために実施する取組を定めた計画(計画期間:概ね5〜10年間)
・登録されると
交付金の重点配分や交付要件の緩和の対象となります
近年、短時間の局地的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)等により、浸水被害が多発しています。
この対策として、国土交通省では河川や下水道の整備等のハード対策に加え、住民の避難行動を
支援するためのソフト対策を一体的に実施する計画を、「100mm/h 安心プラン」として登録する制度を
平成25 年度に創設しています。
これまで、各地の浸水対策を「100mm/h 安心プラン」として登録しており、今回の八家川流域で
19 件目になります。
この登録により、河川や下水道等の連携による効果的なハード対策が促進されるとともに、
民間企業と連携した情報発信を行う等、地域の防災意識の向上につながることが期待されます。