「平成17年度雪崩防災シンポジウム」の開催について

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「平成17年度雪崩防災シンポジウム」の開催について
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平成18年1月18日
<問い合わせ先>
河川局砂防部
砂防計画課

(内線36103)

保全課

(内線36242)

TEL:03-5253-8111(代表)


国土交通省及び都道府県は、雪崩災害に対する国民の理解と関心を深めるため、毎年 12月1日から7日に「雪崩防災週間」を実施し、雪崩災害の防止に努めているところ です。
雪崩防災シンポジウムは、雪崩防災週間の目的でもある、防災知識の普及を図るため に、国土交通省及び北海道の共催により、下記のとおり開催します。

  • 平成17年度雪崩防災シンポジウム

    1. 開催趣旨
      国土の半分以上が豪雪地帯に指定される我が国では、冬期間における"雪"との関わ りは深く、生活面においての支障も少なくありません。特に積雪山間部の住民にとって 雪崩は大きな脅威であります。
      長野県は本州のほぼ中央に位置し、「日本の屋根」と呼ばれる北アルプス・南アルプ スなど、四方を3,000m級の山々に囲まれ、北部の県境方面や西部山岳方面は季節 風のもたらす降雪により、最大積雪深4m以上に及ぶ豪雪地帯です。
      地域の人々は、この雪と闘いながら生活をしている一方で、スキーなど雪を観光やレ ジャーなどに結びつけ、雪を利用して生活を営んでいます。
      地球温暖化により積雪量は減少傾向にありますが、豪雪、雪崩などによる集落への被 害のみならず、冬山登山やスキー場等での冬季レジャーにおける雪崩事故も毎年のよう に発生しており、雪崩に対して関係住民や観光客への啓発が必要とされています。
      このような観点から、雪崩災害などの歴史を次代につなげ、雪崩対策を推進すると共 に、身を守るための防災意識の向上並びに警戒避難体制の充実を図り、豊かで安全な新 しい雪国づくりについて考えるシンポジウムをアルプスのふもと、長野冬季オリンピッ クが開催された白馬で開催するものです。
    2. テ ー マ 「次代へつなげる 新しい雪国づくり」
    3. 開催期日 平成18年1月26日(木)〜27日(金)
    4. 会場
      「ウイング21」
      長野県北安曇郡白馬村大字北城2066番地
      TEL 0261-72-8770(代表)
    5. 主催 国土交通省、長野県
    6. 後援
      消防庁、(社)砂防学会、全国スキー安全対策協議会、全国積雪寒冷地帯振興協議会、全国雪対策連絡協議会、(財)全日本スキー連盟、(財)日本鋼索交通協会、(社)日本山岳協会、(社)日本新聞協会、(社)日本雪氷学会、日本放送協会、(社)日本民間放送連盟、日本雪工学会

    7. 協賛
      (財)河川情報センター、(社)建設広報協議会、特定非営利活動法人 砂防広報センター、(財)砂防・地すべり技術センター、(財)砂防フロンティア整備推進機構、(社)斜面防災対策技術協会、(社)全国治水砂防協会、全国地すべりがけ崩れ対策協議会、(社)雪センター
    8. 協力
      白馬村、白馬村教育委員会、小谷村、小谷村教育委員会、長野県治水砂防協会
  • プログラム

    1月26日(木)
    12:00 開場・受付開始
    13:00 開会
    主催者挨拶 国土交通大臣
    開催県挨拶 長野県知事
    開催村挨拶 白馬村長
    13:20 雪崩災害防止功労者表彰(受賞者は別紙のとおり)
    13:40 特別講演 荻原 健司(オリンピック金メダリスト)
    14:30 パネルディスカッション
    コーディネーター 山田 美也子(エッセイスト)
    パネリスト 若林 隆三(アルプス雪崩研究所長)
    荻原 健司(オリンピック金メダリスト)
    松澤 尚美(白馬村住民)
    福島 信行(白馬村長)
    コメンテーター 亀江 幸二(国土交通省砂防部長)
    16:30 ミニコンサート
    アルプス民族音楽「アルペン・ブラスカペレ」
    ゲスト出演(白馬南小学校、白馬北小学校、南小谷小学校) 17:00 閉会
    1月27日(金)
    現地見学会(有料)
    月岡・梨平地区雪崩対策事業(北安曇郡小谷村)
    黒菱地区雪崩対策事業(北安曇郡白馬村)


(別紙)

平成17年度雪崩災害防止功労者受賞者一覧 雪崩災害の防止について顕著な功績があった個人または団体を平成17年度雪崩災害防止功労者として雪崩防災週間実行委員会会長(砂防部長)が表彰します。

表彰者名 推薦団体 功績概要
太田 敏
(小谷温泉旅館オーナー)
長野県 小谷村でも特に雪崩の危険地帯として知られる小谷温泉において、長年にわたり、雪崩の予測情報や雪崩発生を小谷村等に発信している。また、雪崩危険箇所への「警告看板」を小谷村へ要望し、設置するとともに現在も観光客等へ注意喚起を続けている。
八方尾根安全管理協議会 長野県 昭和54年設立以降、毎年、パトロール隊の研修会・救助訓練、冬山パトロールを実施し、スノースポーツ客の雪崩災害防止に取り組んでいる。また、雪崩災害や遭難者の発生時には危険を顧みず救助活動を行うなど、雪崩災害防止に貢献している。
ニセコアンヌプリ地区
雪崩事故防止対策協議会
(社)日本雪氷学会 ニセコアンヌプリ地区において、毎朝、気象情報と積雪構造観測に基づいた雪崩情報を自治体やスキー場に配信している。また、雪崩危険箇所のマップ作成やニセコローカルルールを策定し、スキー場で掲示・配布などの啓発活動は先進的な取り組みである。


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