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湖沼の水質については、平成15年度の環境基準達成率が55.2%にとどまるなど改善が進んでいないことから、平成17年6月に湖沼水質保全特別措置法が改正され、面源負荷※(注記)(非特定汚染源から発生する汚濁負荷)に関する対策の強化などが盛り込まれました。
このような状況を踏まえて、国土交通省河川局及び下水道部では、農林水産省、林野庁と連携して湖沼の水質保全を一層、図るために、森林、市街地、農地などの面源負荷に関する調査分析を行うとともに、面源負荷の削減対策に関する検討を行うこととしました。
今般、この調査・検討に当たって、学識経験者の助言・指導をいただくため第1回「湖沼水質のための流域対策検討会(仮称)」を開催することとしましたので、お知らせいたします。
※(注記)
面源負荷とは、工場排水、下水処理水等の点源負荷(特定汚染源からの汚濁負荷)と異なり、面的な広がりをもつ森林、市街地、農地などの流域から湖沼に流入する汚濁負荷と降雨等に伴って大気中から直接湖面に降下してくる汚濁負荷を指します。これらの面源負荷のうち、本検討会では、森林、市街地、農地からの汚濁負荷を調査・検討の対象とします。
- 検討会設置の目的
平成17年6月に湖沼水質保全特別措置法が改正され、面源負荷対策の強化が盛り込まれたことにより、湖沼の水質保全を図るために関係する行政機関が連携して面源負荷対策の更なる充実を図ることが求められている。
そこで、「湖沼水質のための流域対策検討会(仮称)」を設置し、国土交通省、農林水産省、林野庁が連携して湖沼の水質保全を図るために、森林、市街地、農地などの面源負荷に関する調査分析を行うとともに、面源負荷の削減対策に関する検討を行うことを目的とする。
- 検討会委員の構成
委員長
:
福島 武彦
(筑波大学大学院教授)
委員
:
石川 忠晴
(東京工業大学大学院教授)
小野 芳朗
(岡山大学大学院教授)
田中 宏明
(京都大学大学院教授)
中曽根 英雄
(茨城大学教授)
古米 弘明
(東京大学大学院教授)
吉永 秀一郎
(森林総合研究所土壌特性研究室室長)
- 第1回検討会の議題
(1)
検討会の設置について
(2)
モデル流域の選定について
(3)
現地調査計画について など
- スケジュール
平成17年12月12日に第1回検討会を開催、さらに2回程度検討会を開催し、年度内にとりまとめを行う予定。
- 検討会の傍聴等について
検討会は傍聴可能です。ご希望の方は当日、直接会場にお越しください。なお、会場の都合により席に限りがございますので、お越しいただいても会場内にお入りいただけない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
第1回検討会
日時:
平成16年12月12日(月)14:00〜16:00
場所:
虎ノ門パストラル ベージュの間 (虎ノ門パストラル6階)
東京都港区虎ノ門4-1-1 TEL.03-3432-7261
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