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「21世紀の土砂災害対策を考える懇談会(仮称)」を以下の通り設置し、第1回の懇談会を開催しますので、お知らせいたします。
- 懇談会開催の背景について
我が国は、豊かな自然に恵まれている一方で、急峻な地形、脆弱な地質、台風や集中豪雨等に見舞われやすい厳しい自然条件におかれ、台風等による豪雨、地震、火山噴火等により、土石流、がけ崩れ等の土砂災害が起きやすい環境にあります。
近年では平成11年広島の土砂災害、平成12年の有珠山や三宅島での火山噴火災害等大規模なものをはじめ、年平均1,000件もの土砂災害が日本各地で発生しています。
一方、近年の土砂災害の危険箇所の増大等に対応するため、土砂災害の恐れのある区域についての危険の周知、住宅の新規立地の抑制などソフト対策を講じることを目的とした、土砂災害防止法(土砂災害防止対策の推進に関する法律)が平成13年4月に施行されているところです。
このような諸情勢を踏まえ、国土交通省河川局では、将来の社会経済情勢、ライフスタイルの変化等に的確に対応し、21世紀の安全で美しい国土づくりに向けて、土砂災害対策全般にわたり、今後の基本的政策の立案等に資するため、「21世紀の土砂災害対策を考える懇談会(仮称)」を開催することといたしました。
- 懇談会の概要について
懇談会では、学識経験者、一般有識者等14名から構成され(別紙のとおり)、技術的・専門的な視点に加え、社会経済、環境、文化・歴史、まちづくりなど様々な分野から、また、生活者、女性等の視点から、土砂災害対策のあり方や進め方等についてご意見等を幅広く聴取し、ご提言等をいただく予定です。
なお、土砂災害対策全般にわたり、総合的に今後の施策についてご議論いただく懇談会の開催は、今回が初めてのことです。
- 懇談会の名称について
懇談会の名称については、第1回懇談会の冒頭に、委員のご意見をお伺いし決定する予定です。
- 第1回懇談会について
第1回懇談会は以下の日程で開催する予定です。
日時:平成14年4月30日(火)14:00〜16:00
場所:国土交通省4F特別会議室
議題:日本を取り巻く社会情勢等と土砂災害の現状と課題ほか
- スケジュール
平成14年中に5回程度開催し、9月頃を目途にご提言等をいただく予定です。
-
<別紙>
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