厚生労働省:平成16年国民生活基礎調査の概況


II 各種世帯の所得等の状況

所得は、平成15年1月1日から12月31日までの1年間の所得である。

1 年次推移別の所得の状況

平成15年の全世帯の1世帯当たり平均所得金額は 579万7千円となっており、7年連続減少している。また、高齢者世帯の1世帯当たり平均所得金額は 290万9千円、児童のいる世帯の1世帯当たり平均所得金額は 702万6千円となっている。(表5)


表5 1世帯当たり平均所得金額の年次推移

平成
6年 7 8 9 10 11 12 13 14 15
全世帯の1世帯当たり
平均所得金額 (万円) 664.2 659.6 661.2 657.7 655.2 626.0 616.9 602.0 589.3 579.7
対前年増加率 (%) 1.0 しろさんかく0.7 0.2 しろさんかく0.5 しろさんかく0.4 しろさんかく4.5 しろさんかく1.5 しろさんかく2.4 しろさんかく2.1 しろさんかく1.6
高齢者世帯の1世帯当たり
平均所得金額 (万円) 305.0 316.9 316.0 323.1 335.5 328.9 319.5 304.6 304.6 290.9
対前年増加率 (%) 4.2 3.9 しろさんかく0.3 2.2 3.8 しろさんかく2.0 しろさんかく2.9 しろさんかく4.7 0.0 しろさんかく4.5
児童のいる世帯の1世帯
当たり平均所得金額 (万円) 758.6 737.2 781.6 767.1 747.4 721.4 725.8 727.2 702.7 702.6
対前年増加率 (%) 1.7 しろさんかく2.8 6.0 しろさんかく1.9 しろさんかく2.6 しろさんかく3.5 0.6 0.2 しろさんかく3.4 しろさんかく0.0


所得金額階級別世帯数の分布をみると、「300〜400万円未満」が 12.2%、「100〜200万円未満」が11.6%と多くなっている。
中央値は 476万円であり、所得金額が世帯全体の平均額(579万7千円)より低い世帯の割合は59.7%となっている。(図8)


図8 所得金額階級別世帯数の相対度数分布

[画像:図8 所得金額階級別世帯数の相対度数分布]

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