KDDI
ポップアップを閉じる携帯電話・スマートフォンなどのご使用に関する安心・安全の啓発の取り組みについて
〜リチウムイオン電池を安全に使うためのご利用ガイド〜
2025年2月26日
平素はKDDIの製品をご利用いただき、ありがとうございます。
東京消防庁の発表によると、携帯電話・スマートフォンにも利用されているリチウムイオン電池が出火する事故が近年増加しております。また、携帯電話・スマートフォンの事故要因別をみると分解・廃棄等がワーストで外部衝撃(落下・外力等)とあわせると約9割を占める状況となります。
<リチウムイオン電池関連火災状況>
<携帯電話・スマートフォンの火災事故要因別(令和5年)>
東京消防庁からの発表をうけて、KDDIではMCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)・NTTドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルと共に、お客さまに携帯電話・スマートフォンをより安心・安全にご利用いただくため、取り扱いにてご注意いただきたい内容に関する情報を発信しております。
春は、新年度を前に新しくバッテリーを購入される方や引っ越し時期で誤って一般ゴミと一緒にリチウムイオン電池を廃棄されてしまう事故が発生しやすい時期となりますのでご注意ください。
【3月以降、リサイクル施設へリチウムイオン電池が混入し、発煙・発火が増加】
(KDDI掲載内容)
携帯電話・スマートフォンをご利用いただくにあたって、お客さまのお取り扱いにてご注意いただきたい事例や内容を掲載しております。
<事例や内容>
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分解しないでください。リチウムイオン電池を損傷させることで事故が発生する可能性があります。
<分解を想定した再現実験映像>
- 専門家が実験を行っております。大変危険ですのでマネしないでください。
- 撮影のためリアケースは取り外して検証しております。
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一般ゴミと一緒に処分しないでください。ゴミ収集やゴミ処理場での圧縮でリチウムイオン電池へ強い力や衝撃を加えられることで事故が発生する可能性があります。
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外部加圧や落下など強い衝撃を加えないでください。リチウムイオン電池を損傷させることで事故が発生する可能性があります。
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夏の車内や電気ストーブの近くなど高熱の環境に放置しないでください。熱の影響を受けることで事故が発生する可能性があります。
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乾かそうと電子レンジで温めないでください。加熱することで事故が発生する可能性があります。
リチウムイオン電池は生活のいろいろな場面で利用され、便利な反面、取り扱いを誤ると火災などの事故が発生する場合があります。取扱説明書を確認し注意して使用してください。