令和6年1月6日(土)午後

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令和6年能登半島地震について(6)

最大震度7の令和6年能登半島地震により、石川県の発表によれば、100名以上の方々がお亡くなりになられております。改めて、今回の地震で亡くなられた方々に対し、御冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。
本日10時より、第5回非常災害対策本部会議を開催いたしました。各大臣から関係省庁の取組について報告がありまして、それを受けて総理から、引き続き諦めず、粘り強く、漏れのない救助活動に全力を尽くすこと、孤立集落については、引き続き自治体と連携しながら支援物資搬入、そして被災者の搬送などの対応を行うこと、そして、石川県管理の幹線道路について、国が県に代わって道路の緊急復旧を更に迅速に進め、緊急輸送ルートの確保を図ること、避難所におられる方々に対し、引き続き物資支援や医療支援などを行うとともに、避難所の環境改善にも一刻も早く取り組むことなどの指示があったところであります。引き続き自衛隊、警察、消防を中心に、人命第一で救命・救助活動に全力を尽くしてまいります。
また、被災された多数の方々が避難生活を強いられております。被災者の手元に物資が届くよう、引き続き政府を挙げて取り組んでまいります。そして、避難生活を送っておられる皆様方におかれましては、地震活動が続くことに加えて悪天候、天候の悪化も見られ、大変に不安であることと存じますが、土砂災害などにも十分注意して、引き続き安全第一での行動をお願いいたします。
また、災害復旧に必要な車両が現場にいち早く到着し、被災地に必要な支援物資を速やかに運搬するためにも、被災地につながる道路の交通量を減らす、このことが喫緊の課題であります。石川県においては、のと里山街道から被災地につながる一部区間の通行を、災害復旧や救援物資輸送関係の車両、これに特化するための交通規制、これを調整中でありまして、国としても、石川県の措置、これを全力でバックアップをいたします。国民の皆様におかれましては、こうしたことを踏まえ、被災地に向かうための自家用車の使用を控えていただきますように強くお願いをいたします。私(官房長官)からは以上です。

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