CEATEC2025視察についての会見

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(総理は今日、「CEATEC2025」を視察したが、最先端の技術やサービスを見た所感と、社会や暮らしの向上に向け、政府としてAIなどの技術の発展をどのように支援していく考えか。また、アメリカと中国でAI(人工知能)の開発競争が激化する中、この1年、石破政権が推進してきた成果を、次の政権にどう引き継ぐのか。)

最先端のデジタルとかAIとかいうものが、どうやって世の中を変えるんだということが、この会場いっぱいに示されているというのは、すごく意義深いことだと思っています。やっぱり、実際に見て、触って、体験してみないと、世の中どう変わるか分からない。これは、漁業であったり、運輸であったり、あるいは地方創生であったり、あるいは製造技術であったり、世の中はこう変わるんだねということがすごく実感できました。それは今、医師不足とか医師の偏在とか言われていますが、そういうことも地方の抱えているいろんな課題を解決する、そういうようないろんな例が示されていたということが非常に印象的でした。これはイノベーションを加速していかなきゃいけないし、同時にリスクにどう対応するかということも考えていかなければいけません。ですので、9月にAI法(人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律)の下で人工知能戦略本部というのを立ち上げたのですが、それとこういうものがマッチングして、民間企業の皆さん、そして政府、そして地方、そして地方の人たち、これが一体となってやっていく。今日、(地方創生)支援官の人たちのプレゼンもあったんだけども、やはり地方創生、新しい時代というのは、みんなが一緒にやろうよという意識を共有していく、分断と対立ではなくて寛容というのかな、そういうものが必要なんだろうねということを実感をしたことでした。
我々は、世界で最もAIを開発しやすい国だよね、そして活用しやすい国だよねということで、人工知能基本計画というのを策定を開始したところです。ですから、新しい政権においても、それは是非とも引き継いでやっていただきたいというふうに思っておるところです。やはり大事なのは省庁横断的なのであって、総務省は総務省で、経産省は経産省で、農水省は農水省でバラバラにやっていますよということではない、省庁横断的ということが非常に大事だというふうに思っております。やはり世の中どう変わるの、日本ってきっとこれで明るい未来があるよねということを示していただく、それを是非ともお願いしたいし、今日は地方創生と、こういうデジタル・AI技術が融合するとこうなるんだねというので、すごく感動した、そういう時間だったと思います。ありがとうございました。

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