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グリルの基本 オーブンやトースターとの違い、種類、使い方のコツなど。

[画像:「直火」と「対流熱」のW加熱]
ガスコンロのグリルの一番の特長は、「直火」と「対流熱」のW加熱を同時にできること。「直火」で食材の表面をこんがり香ばしく焼き上げながら、300〜400℃にもなるグリル庫内の「対流熱」が包み込むように加熱するので、旨みをぎゅっと閉じ込めながらすばやく火を通し、お肉料理も柔らかく仕上げることができます。

300〜400℃の超高温調理

ガス火のパワーで300〜400℃まで庫内温度が一気に上昇。電子レンジやトースター、オーブンと比べても、ガスコンロのグリルが最も高温になります。中までスピーディーに火が通るから、おいしさアップ&調理時間の短縮に。

魚だけでなく、お肉や野菜、お菓子まで

グリルは魚を焼くだけでなく、お肉や野菜料理、トースト、揚げもののあたため直しにも使えるマルチプレイヤー。アルミ箔やアルミカップなどを使えば、グラタンやお菓子作りなど、レパートリーが広がります。

焼き魚の後のニオイも心配なし

魚を焼いたグリルで他の食材を調理すると、魚のニオイが移ってしまうと思われがちですが、その心配はご無用。加熱中は食材の表面から水分が外へ出ようとするから、ニオイがつくことはありません。ただし、火を消したら完全に冷める前に食材を取り出すことがポイントです。また、気になるようなら5〜10分空焼きをするのもおすすめです。(フッ素コートの焼網をご使用の際は、空焼き時に焼網を取り出してください。)

[画像:「両面焼タイプ」と「片面焼タイプ」の特徴]
「両面焼タイプ」は上下にバーナーがあり、表裏を同時に焼き上げます。「片面焼タイプ」は上バーナーだけなので表面を焼いた後裏返して裏面も焼きます。「両面焼タイプ」は「片面焼タイプ」と比べて、調理時間は3分の2で、ひっくり返す手間や、身が崩れてしまう心配もなし。

さらに

ワイドグリルなら約24cmのピザが焼けたり、さんま5匹が同時に焼けます。

「予熱」と「余熱」を使いこなして

特に片面焼タイプのグリルの場合、「予熱」が重要。強火で2〜3分ほどの「予熱」をすることで、表面をすばやくパリッと焼き上げ、旨みを閉じ込めることができます。両面焼タイプのグリルの場合、焼網のくっつき防止にもおすすめです。また、中までもう少し火を通したい時は、「余熱」を上手に利用して。火を止めた後の2〜5分ほどグリル庫内に残しておけば、「余熱」でやわらかく火が通ります。

場所によって異なる火力をマスター

お肉を1枚、お魚を1枚など、食材の量が少ない時は、グリルの中央より端、手前より奥に寄せるのがコツ。多くのグリルは端や奥の方が火力が強いので、その方がすばやく、おいしく調理することができます。

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