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インペックス北カンポス沖石油(株)のブラジル連邦共和国
北カンポス沖合フラージ油田からの生産開始について
〜ブラジルにおける本邦企業初の油田生産〜

2009年6月24日

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC理事長:河野博文)は、JOGMEC、国際石油開発帝石株式会社および双日株式会社が出資するインペックス北カンポス沖石油株式会社のブラジル現地法人FJPL社(FradeJapãoPetróleoLimitada)が開発作業を実施しているブラジル連邦共和国北カンポス沖合フラージ油田から、6月20日に原油生産を開始いたしましたので、お知らせいたします。

フラージ油田は、リオデジャネイロ市の北東370kmの海上に位置し、水深1,050〜1,300mにある深海油田であり、約2〜3億バレルの原油可採埋蔵量が期待されています。本油田は深海部での開発のため、海底仕上げ井とFPSO(浮遊式石油生産・貯油・出荷施設)での開発コンセプトを採用しており、プロジェクト総投資額は、約30億ドルです。2011年には平均日産量9万バレルの生産規模となる見込みです。

(ブラジル カンポス沖 フラージ油田周辺図)

本プロジェクトは、FJPL社18.3%、米国シェブロン社(Chevron、オペレーター)51.7%およびブラジル国営石油会社ペトロブラス(Petrobras)30%の参加権益比率で構成する国際コンソーシアムが事業を実施しております。フラージ油田は、1986年に発見されましたが、探鉱・評価段階にあった1999年に、ペトロブラスの実施する入札に参加し、権益を取得したものです。

本プロジェクトはブラジルの石油上流権益の外国資本への開放以来、外国資本によって生産開始に至った3番目のプロジェクトです。JOGMECの出資事業で初めての原油生産開始案件となります。なお、FJPL社の権益分原油は、スワップにより、本邦に持ち込む予定です。

プロジェクト実施体制図

プロジェクト実施体制図

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