特殊技術,SPECIAL TECHNOLOGY
超音波探傷試験 U T
タンク底板連続板厚測定装置/危険物保安技術協会「危評第 0089 号」取得
Easys-TB(イージス・ティービー)は超音波を用いた連続板厚測定装置です。有効幅 21 mmの探触子モジュール 20 個を、有効幅の一部が重なるように千鳥状に配置し、一度の走査で幅 400 mmの測定を可能にしました。
危険物保安技術協会の性能評価認定「危評第 0089 号」を取得しており、消防危第 93 号、消防危第 27 号通達による運用が可能です。
▶性能表示
の種類及び厚さの範囲 エポキシ:0〜2mm
タールエポキシ:0〜2mm
ガラスフレーク:0〜2mm
FRP:0〜2mm
亜鉛:0〜0.3mm
▶測定原理
コーティングの施されていない試験体についてはS-B1方式にて測定します。コーティングの施されている試験体についてはI-B1方式で測定します。いずれの場合にもB1-B2測定を同時におこなっており、データの信頼性を高めています。
▶特徴
・400 mm幅を最高 500 mm/sec.の速度で測定。
・全点のA-Scan(波形)を保存し、データの信頼性を確保。
・独自の探触子により低ノイズ高感度測定が可能。
・4 モードゲートによる安定性・信頼性の高いデータを取得。
・大ストローク 3 軸ジンバル機構による優れた凹凸追従性。
・コンパクト設計による測定不能部の低減。
・フルカラー、8 色、2 値等多彩なマッピングによる優れた腐食認識性。
・コーティング上からの測定が可能。(コーティングの種類・厚さは▶性能表示を参照)
・全面測定による腐食状況の把握・保守安全性の向上。
▶解析中の画面例
※(注記)注意事項
・機器の持ち込みには、直径 500 mm以上のマンホールが必要です。
・コーティングの劣化や施工不良、探傷面の腐食(凹凸)や変形等、が顕著に認められる場合には測定ができない場合があります。