中米広域防災能力向上プロジェクトフェーズ2
Project on Capacity Development for Disaster Risk Management in Central America, Phase 2
終了案件
- 国名
- 中南米地域
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2015年7月〜2020年6月
プロジェクト紹介
中米地域(エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグア、コスタリカ、パナマ)では、地震のみならず、風水害、土砂災害、火山災害など共通した自然災害のリスクを抱え、これら自然災害による人的、経済的損害が同地域の開発にとって大きな阻害要因となっています。中米6ヵ国が災害に強い社会を築くことを目的として1993年に中米防災センターを設立し、フェーズ1の協力により自然災害に対する適応力強化に向けた体制整備が図られています。この協力(フェーズ2)では、フェーズ1で体系化されたコミュニティ防災の持続的な普及体制の強化などを支援すると共に各国の経験を中米域内で共有できる体制の構築を支援し、これにより、減災と災害対応のための自治体・コミュニティの能力強化に寄与しました。
【上位目標】
コミュニティ防災が中米地域において普及する。
【プロジェクト目標】
関係機関の連携による持続的なコミュニティ防災普及体制が各国において確立される。
【成果】
成果1
防災活動の基礎となる情報が整備・蓄積され中米地域で共有される。
成果2
コミュニティ防災を持続的に推進するための組織体制が強化される。
成果3
コミュニティ防災推進のための研修実施能力が強化される。
成果4
コミュニティ防災活動から得られる教訓等が取りまとめられ、域内で共有される。
協力地域地図
中米広域防災能力向上プロジェクトフェーズ2の協力地域の地図
事業評価
協力現場の写真
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1992年の津波後の内陸部(海岸線から直線距離にして1,500メートル程度。標高差20メートル程)へのコミュニティ移設の際に設置された記念碑
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海岸付近の津波避難標識。満潮時海岸線から直線距離30メートル程度:ニカラグア
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内陸部の市内。大雨により崩落した屋根。市防災担当者が屋根の補修支援も業務の一環として実施している:ニカラグア
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住民約650名規模のコミュニティで防災基礎情報の更新を行うカウンターパートチーム:グアテマラ
- 1992年の津波後の内陸部(海岸線から直線距離にして1,500メートル程度。標高差20メートル程)へのコミュニティ移設の際に設置された記念碑
- 海岸付近の津波避難標識。満潮時海岸線から直線距離30メートル程度:ニカラグア
- 内陸部の市内。大雨により崩落した屋根。市防災担当者が屋根の補修支援も業務の一環として実施している:ニカラグア
- 住民約650名規模のコミュニティで防災基礎情報の更新を行うカウンターパートチーム:グアテマラ