家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト

実施中案件

ニカラグアでは、農村部での母子保健指標の改善の遅れが国内格差を生んでおり、また平均余命の延伸、食習慣や生活様式の変化に伴い、がんや心血管疾患といった非感染性疾患(NCDs)の全死因に占める割合が高くなっています。このような状況の中、同国政府は、医療サービスが十分に行き届かない地域において、地域の医療関係者をネットワーク化し、住民のニーズの把握や保健サービスへの改善を図るプライマリーヘルスケア(PHC)の基礎となる地域保健モデル「家庭・地域保健モデル(MOSAFC)」を導入しました。しかし、同モデルは実践に必要な体系化されたモニタリングや指導の手法が確立していませんでした。これに対して、日本政府は技術協力を通じて、母子保健に係るMOSAFCの体系的な運営・指導手法とその体制を「MOSAFC強化手法(母子保健)」として実証・確立しました。
この協力では、対象地域において、保健省保健サービス総局によるMOSAFC強化手法の実践、モニタリングや運営指導の拡大、並びに全国普及に必要な能力強化を行うことにより、PHCサービス利用の向上を図り、MOSAFC強化手法が普及された地域において、PHCサービス利用者の健康状態の改善に寄与します。

• プロジェクトのウェブサイト

協力地域地図

家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクトの協力地域の地図

• 保健医療従事者の知識や行動に関するベースライン調査。

• 健康保持のための考えや行動についてのアンケート調査

• 保健活動に活用するためのコミュニティマップ作り。

• 妊産婦管理台帳が正しく記載されているか。リスクのある妊婦のケアに活用されているかの定期チェック。

• プライマリヘルスケアを最前線で担う「家庭・地域保健チーム」が行うべき基本的な13活動の定期評価会。

• 各保健セクターの「家庭・地域保健チーム」の活動目標の達成状況を可視化する評価ツール。プロジェクトが進むと赤が緑に変わっていく

• コミュニティ活動の記録を適切に残して、評価に役立てるためのノートの使い方の指導。

• 非感染性疾患患者の発見と早期ケア開始のための業務フローの見直し会議。何が原因で業務が滞るのかの明確化。

• 患者の緊急搬送に係る保健省のデータの確認と研修用テキストへの活用方法の検討。

• 保健省内に母子保健委員会を設置し、各県の妊産婦と小児ケアに係る人材の強化研修を計画・実施する。

• 保健医療従事者の知識や行動に関するベースライン調査。
• 健康保持のための考えや行動についてのアンケート調査
• 保健活動に活用するためのコミュニティマップ作り。
• 妊産婦管理台帳が正しく記載されているか。リスクのある妊婦のケアに活用されているかの定期チェック。
• プライマリヘルスケアを最前線で担う「家庭・地域保健チーム」が行うべき基本的な13活動の定期評価会。
• 各保健セクターの「家庭・地域保健チーム」の活動目標の達成状況を可視化する評価ツール。プロジェクトが進むと赤が緑に変わっていく
• コミュニティ活動の記録を適切に残して、評価に役立てるためのノートの使い方の指導。
• 非感染性疾患患者の発見と早期ケア開始のための業務フローの見直し会議。何が原因で業務が滞るのかの明確化。
• 患者の緊急搬送に係る保健省のデータの確認と研修用テキストへの活用方法の検討。
• 保健省内に母子保健委員会を設置し、各県の妊産婦と小児ケアに係る人材の強化研修を計画・実施する。

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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