田中明彦JICA理事長は、2月8日、世界銀行グループのデイビッド・マルパス総裁とオンラインで会談しました。
田中理事長とマルパス総裁は、世界銀行グループとJICAが2014年から毎年実施している年次協議(ディープ・ダイブ(Deep Dive))において会談を行い、食料安全保障や気候変動・エネルギー移行等の喫緊の課題における今後の連携とともに、民間セクターファイナンスや教育・保健等で多数の成果を確認しました。また、今年の主要な外交イベントであるG7広島サミット、SDGサミット、第2回グローバル難民フォーラム等に向けて、両機関で一層緊密に連携していくことを確認しました。
両者はさらに、2月6日にトルコおよびシリアで発生した震災被害に対し、復旧・復興における両機関の連携を図ることで合意しました。このほか、両者は、複数の開発途上国で深刻化している債務問題や財政状況を含む各国の展望について意見を交換しました。
田中理事長
マルパス総裁(手前)
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