ゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ)推進会議
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、建築物の使用時の省エネ・創エネだけでなく、製造・建設段階から解体・廃棄等の段階に至る建築物のライフサイクル全体を通じた二酸化炭素排出量(LCCO2)削減に向けた取り組みが、欧米を中心に始まっています。
こうした動きに我が国においても的確に対応するため、(一財)住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)では、産官学の連携により、総合的にLCCO2を実質ゼロにする建築物(「ゼロカーボンビル」)について、その評価手法を整備し、普及促進を図ること目的として、2022年12月に「ゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ)推進会議」を設置しました。
新着情報
- 令和6年度ゼロカーボンビル推進会議報告書と要約を公開しました。 2025年5月26日掲載
- 機関誌IBECs No.252(2024年12月1日発行)では、建築物のホールライフカーボンアセスメント(WLCA)を特集します。 2024年10月31日掲載
- 11月1日住宅・建築SDGsフォーラム第25回シンポジウム(オンライン、J-CAT2024.10正式版の全貌)を開催します。 2024年10月1日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第3シーズン 第4回の配布資料を公開しました。 2024年8月23日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第3シーズン 第3回の配布資料を公開しました。 2024年8月2日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第3シーズン 第2回の配布資料を公開しました。 2024年7月17日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第3シーズン 第1回 質疑応答資料を公開しました。 2024年6月11日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第3シーズン 第1回の配布資料を公開しました。 2024年5月20日掲載
- 建築物ホールライフカーボン算定ツール(J-CAT)を公開しました。 2024年5月16日掲載
- 建築物ホールライフカーボン算定ツール(J―CAT)の使用登録・ダウンロードの受付を5月16日に開始します。
2024年5月8日掲載 - 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識第3シーズンを開催します。 2024年5月8日掲載
- 5月16日 住宅・建築SDGsフォーラム第24回シンポジウム(オンライン、新しい建築物ホールライフカーボン算定ツール「J―CAT:ジェイキャット」の紹介等)を開催します 2024年3月18日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第2期 第3回の配布資料を公開しました。 2024年1月29日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第2期 第2回の配布資料を公開しました。 2024年1月5日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第2期 第1回の配布資料を公開しました。 2023年11月29日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識第2期 第2回及び第3回の日程決定しました。 2023年11月9日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識第2期を開催します。 2023年10月18日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第5回の配布資料を公開しました。 2023年9月14日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第4回の配布資料を公開しました。 2023年8月28日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第3回の配布資料を公開しました。 2023年8月16日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第2回の配布資料を公開しました。 2023年7月21日掲載
- 連続講座 ホールライフカーボン評価の基礎知識 第1回の配布資料を公開しました。 2023年7月10日掲載
- 連続講座「ホールライフカーボン評価の基礎知識」を開催します。 2023年6月5日掲載
- 令和4年度ゼロカーボンビル推進会議報告書を公開しました。 2023年5月15日掲載
- 第1回ゼロカーボンビル推進会議を開催しました 2022年12月9日掲載
- ゼロカーボンビル推進会議の開催について(ニュースリリース) 2022年11月30日発信
推進会議について
推進会議では、親委員会のもとに「ホールライフカーボン基本問題検討ワーキンググループ(WG)」並びに「ツール開発」、「データベース検討」及び「海外情報」の3つのサブワーキンググループ(SWG)を設け、2022年12月から2024年3月までの1年3か月にわたって精力的に検討を重ね、建築物ホールライフカーボン(WLC)算定ツール(J-CAT)の開発などを行いました。
2024年度からは活動の第II期として、J-CATの継続的な改良、データベース構築の支援、海外情報の継続的な収集等に加え、WLC算定の円滑運用支援についても検討を進めました。
しかしながらその後、2025年4月に国の関係省庁連絡会議において「建築物のライフサイクルカーボンの削減に向けた取組の推進に係る基本構想 」が決定され、6月からは国土交通省に「建築物のライフサイクルカーボンの算定・評価等を促進する制度に関する検討会」が設置されて制度化に向けた検討が本格化したことなどから、それらとの役割分担を考慮し、2025年度からは親委員会の元に4つのWGを置いて、J-CAT戸建住宅版の開発をはじめ必要な検討を進める体制に改めました。
<2025年度の体制>
2022年12月 第1回推進会議の模様
建築物WLC算定ツール(J-CAT)について
「建築物ホールライフカーボン算定ツール(J-CAT/Japan Carbon Assessment Tool for Building Lifecycle)」は、推進会議のもとで開発された、建築物のライフサイクル全体を通じたCO2をはじめとするGHG(温室効果ガス)排出量の算定ツール(算定ソフト及びマニュアル)です。詳しくはこちらをご覧ください。