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2025年10月10日

坂井大臣記者会見(令和7年10月10日)

令和7年10月10日、坂井大臣が記者会見を行いました。
(令和7年10月10日(金) 10:35〜10:41 於:中央合同庁舎8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨
私から冒頭2点申し上げます。まず1点目でございますが、本日、中央防災会議会長である内閣総理大臣から、関係省庁、都道府県などに通知を発出いたします。この通知は国民の間に広く津波対策についての理解と関心を深めるために、「津波対策の推進に関する法律」に基づき定められた、11月5日の「津波防災の日」に向けて、防災訓練や各種行事等の実施をお願いするものでございます。災害からの被害を軽減するためには、国民一人一人が、「自らの命は自らが守る」という意識を持ち、いざというときに迅速かつ適切な行動が取れるように日頃から備えておく必要がございます。これらの機会を通じて国民が災害についての認識を更に深め、災害への備えが充実・強化されるよう、内閣府としても取組を進めてまいります。
2点目でございますが、領土・主権展示館の地方巡回展の開催について、担当大臣として御報告いたします。これまでも全国各地で地方巡回展を開催しておりますが、今般、その一環として、「領土・主権展示館地方巡回展in隠岐・松江」を開催いたします。期間は、隠岐会場は明日11日から22日までの12日間。松江会場は25日から来月3日までの10日間です。特に隠岐会場は、地元隠岐の島町の施設である久見竹島歴史館で開催予定です。こうした取組により、竹島、北方領土や尖閣諸島をはじめ、我が国の領土について、より多くの方に関心と理解を深めていただけることを期待いたしております。私からは以上でございます。

2.質疑応答
(問)大臣に伺います。台風22号の被害状況、そして23号への備えについて伺います。
(答)台風22号は、昨日朝に伊豆諸島に最も接近し、現在日本の東の海上を進んでおります。本日8時時点で、人的被害、住家被害いずれも報告はありませんが、建物被害は多数あるとの情報がありますし、映像等を見てもかなりの被害があるのは見えておりますが、まだ、つまりは集計が間に合っていないということで、報告として上がっていないと認識しておりまして、被害状況の確認を進めてまいります。ライフラインにつきましては、伊豆諸島を中心に約5,990戸の停電が発生しているほか、八丈町・青ヶ島村で固定電話・携帯電話のサービスの一部に支障が生じておりまして、関係機関が復旧作業を今行っているところでございます。台風23号については、本日10日に大東島地方に、明日11日頃に奄美地方に近づく可能性があり、その後、進路を東寄りに変えて日本の南の海域を東に進む予想となっています。奄美地方と九州南部では11日から12日は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意警戒が必要です。また、進路の予報には幅がありますが、13日ごろには先の台風22号が通過した伊豆諸島付近に接近する可能性もあるので、それまでに可能な応急対応については自治体と連携して政府としても必要な支援を行ってまいります。なお、内閣府においては、本日、地域防災リエゾン等3名を八丈町に派遣し、被災状況の把握等を行うこととしております。明日から3連休を迎えますけれども、伊豆諸島の方々はもとより、国民の皆様はお住まいの地域や、それから出先のハザードマップ等を改めて確認するとともに、最新の気象情報や地方自治体からの避難情報に十分注意をしてください。これまでの大雨で地盤が緩んでいるところもあるため、少しでも危険を感じれば、ちゅうちょせず、早め早めに自らの命を守る行動を取っていただきますよう、お願いいたします。内閣府としては地方自治体や、関係機関と連携し、引き続き災害対応に万全を期してまいります。以上です。

(以上)

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