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活火山 噴火記録のある火山や今後噴火する可能性がある火山

[画像:政府広報オンライン「わかりやすい用語解説」の表題イラストです。]

かつては、活動中(噴火している)の火山は「活火山」、噴火していない火山は「休火山」や「死火山」と呼ばれていました。 例えば、富士山のように歴史的に噴火記録はあるものの、現在休んでいる火山のことを「休火山」、歴史上、噴火記録がない火山のことを「死火山」という表現が使われていました。

しかし、火山の活動の寿命は長く、数百年程度の休止期間はほんのつかの間の眠りでしかないということから、噴火記録のある火山や今後噴火する可能性がある火山を全て「活火山」と分類する考え方が国際的に広まり、 1960年代からは気象庁も噴火の記録のある火山を全て活火山と呼ぶことにしました。

さらに近年では、噴火の歴史記録がなくても、調査から比較的新しい噴火の証拠が見出されることも多くなり、平成15年(2003年)に火山噴火予知連絡会は「おおむね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を活火山と定義し直しました。 当初、活火山の数は108でしたが、令和7年(2025年)現在、日本では111の火山を活火山と定義しています。

(取材協力:気象庁 文責:内閣府政府広報室)

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