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疾患サーベイランス報告-WHO西太平洋地域

2018年13-16週に報告されたWHO西太平洋地域事務局(WPRO)のサーベイランス情報をまとめて掲載いたします。

註1:発生時期に時間差がありますので、詳細は原文でお確かめください。
註2:[ ]の数字は報告週です。

太平洋地域での症状・疾患サーベイランス報告システム(PSSS)では、伝染性感染症の発生を示唆する情報の報告をしています。データは、急性発熱と発疹、下痢、インフルエンザ様疾患、遷延性の発熱の4つの症状群について、太平洋地域の23か国200か所以上の医療施設から収集されています。PSSSは、伝染性感染症に対する極めて貴重な早期警報ツールとしての、また、太平洋諸島の地域と国々、WHO、太平洋共同体のようなその他の国際機関との間で定期的に連絡をとる機構制度としての役目を果たしています。

概要

くろまる急性発熱と発疹:トンガ[13-16]、北マリアナ諸島[13、14、16]、バヌアツ[13、14、16]、フランス領ポリネシア[15]、フィジー[14]
くろまるデング様疾患:フランス領ポリネシア[16]

疾患別の発生状況

くろまる髄膜炎菌性髄膜炎

【フィジー】髄膜炎菌性髄膜炎C型の感染発生が続いています。2018年1月1日から4月19日までの患者が55人(検査による確定患者23人、感染の可能性が高い又は疑いのある患者32人)となりました。健康・医療サービス省(MHMS)は、髄膜炎菌性髄膜炎への対策のために19歳未満の子ども全員に髄膜炎ワクチンを手配し、接種するための計画を進めています[ここまで第16週より]。4月12日までの患者は46人(検査による確定患者22人、感染の可能性が高い又は疑いのある患者24人)でした。(このうち)4人が死亡しました。全員が19歳未満でした。患者は、63%が男性で占められていました。このうちの10人はNavesau Adventist高校での集団感染によるものです。この学校の関係者は、4価の髄膜炎菌性髄膜炎ワクチン(メナクトラ)を受けました[ここまで第15週より]。3月29日までの患者は38人でした。(このうち)4人が死亡していました。患者のほとんどが中央地域からで、すべての患者が19歳未満でした。この集団発生は、Navesau Adventist高校(中央地域にある全寮制の学校)からでした。(この時点で)この集団発生からの死亡者は出ていません。健康・医療サービス省(MHMS)は、4価(ACWY)包合体髄膜炎菌性髄膜炎ワクチン(メナクトラ)をこの学校の生徒に接種しました[ここまで第14週より]。同じワクチンの接種は、東部地域にあるSt John's大学(全寮制)の学生にも使われていました。ここでは、2017年に髄膜炎菌性髄膜炎C型の集団発生が起きていました。[ここまで第13週より]。

くろまるデング熱

【フィジー、バヌアツ】デング熱2型の流行が続いています[13-16]。

【トンガ、サモア】毎週報告される患者の数の減少が報告されました[14-16]。トンガでは、第13週から報告される患者の数が減ってきました[13]。

【ウォリス・フツナ】デング熱1型の流行が続いています[14-16]。

【ニューカレドニア】デング熱1型と2型の流行が続いています(2型が61%)[15,16]。2018年1月1日から4月1日までに、25人が入院しました[14]。先ず、デング熱2型の流行が発生していました[13]。

くろまる流行性耳下腺炎[ムンプス]

【ミクロネシア連邦、バヌアツ】FSMのChuuk(チューク)州とYap(ヤップ)州で、流行が続いています。[ここまで第13-16週より]。

出典

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