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世界のインフルエンザ流行について(更新23)

2016年11月28日 WHO(原文[英語]へのリンク[PDF形式:675KB])

WHOから発表された2016年11月13日までのデータに基づくインフルエンザの活動状況です。詳細の報告は各地域事務局のサイト情報で掲載されています。詳細は、参考に示された各サイトを基に原文をご参照ください。

要約

北半球温帯地域のインフルエンザの活動は、まだ上昇してはおらず、オフ・シーズンのレベルにとどまっていました。南半球温帯地域のインフルエンザの活動は、オフ・シーズンのレベルに戻りました。

  • 北米およびヨーロッパでは、インフルエンザ・ウイルスの検出数が少なく、インフルエンザ様疾患(ILI)のレベルが流行期の警戒レベルを下回り、インフルエンザの活動は低い状態でした。アメリカ合衆国では、RSウイルスの活動の報告が続いていました。
  • 東アジアでは、中国南部でインフルエンザの活動の高まりが報告されました。流行しているウイルスは、インフルエンザA(H3N2)でした。
  • 西アジアでは、インフルエンザの検出数は少ない状態でした。
  • カリブ海地域の国々では、インフルエンザ・ウイルスもその他の呼吸器系ウイルスも活動は低い状態でした。中米では、インフルエンザの活動は僅かに高まってきた状態でした。しかし、RSウイルスが、いくつかの国で主たるウイルスとして伝播していました。
  • 南米熱帯地域では、呼吸器系ウイルスの活動が低い状態でしたが、コロンビアでは、RSウイルスの活動が引き続き報告されました。
  • 南アジア熱帯地域では、インフルエンザ・ウイルスの検出数は少ない状態でした。
  • 東南アジアでは、インフルエンザの活動の低い状態が引き続き報告されました。その中で、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムからは、インフルエンザA(H3N2)ウイルスが報告されました。
  • アフリカ地域では、ガーナでインフルエンザBウイルスの検出が増えてきました。
  • 南米温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスとRSウイルスの活動が地域全体で低くなってきました。
  • オセアニアでは、インフルエンザ・ウイルスの活動はオフ・シーズンのレベルになりました。
  • 2016年10月31日から2016年11月13日までのデータが、FluNet(協定世界時間2016年11月25日 04:15:03まで)に基づき、78の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に75,463本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は3,603本で、このうち3,248検体(90.1%)がインフルエンザA型、355検体(9.9%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、63検体(2.5%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09、2,482検体(97.5%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、34検体(37%)がB-山形系統で、58検体(63%)がB-ビクトリア系統でした。

出典

WHO.Influenza Update number277. 28November2016
http://www.who.int/influenza/surveillance_monitoring/updates/2016_11_28_surveillance_update_277.pdf?ua=1[PDF形式:675KB]

参考サイト

アメリカ大陸[北米、中米、カリブ海、南米の熱帯地域、南米温帯地域]

ヨーロッパ事務局、西太平洋地域事務局の関連リンク

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