報道発表資料
- 自然環境
岩手県における高病原性鳥インフルエンザ陽性事例の野鳥監視重点区域の解除について
1.経緯
令和4年2月12日(土)
〜同年4月13日(水)
・ 岩手県久慈市の養鶏場において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認(※(注記)1)
・ 岩手県久慈市で回収された死亡野鳥から計23事例で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型及びH5N1亜型)が検出(※(注記)1)
・ 各事例の周辺10km 圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化(※(注記)2)
5月4日(水)
24時
・ いずれの区域内においても野鳥において異常が確認されなかったことから、上記24事例の発生に係る野鳥監視重点区域を解除(※(注記)3)
※(注記)1 岩手県久慈市では、家きん16例目及び野鳥国内24、26、27、30、32、33、36〜39、41〜46、48、49、53、56、63、66、70例目(計24事例)となる高病原性鳥インフルエンザが確認されました。
※(注記)2 岩手県では令和4年2月12日(土)〜13日(日)に野鳥緊急調査を実施するとともに、その後も野鳥の監視を継続しましたが、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
※(注記)3 「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥
監視重点区域は、以下を1日目として28 日目の24 時に解除することとしています。
- 野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を1日目とする
- 家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を1日目とする
- 環境試料(糞便、水等)の場合は、採取日の次の日を1日目とする
また、複数発生で野鳥監視重点区域の範囲が重なる場合は、最後の区域が解除されるときに同時に解除することとしています。
2.今後の対応
- 野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、令和3年11月11日付けで最高レベルの「対応レベル3」に引き上げており、全国での野鳥の監視強化を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html)
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長東岡 礼治(内線 6470)
- 室長補佐村上 靖典(内線 6675)
- 係長福田 真(内線 6670)
- 担当宮澤 結有(内線 6477)