報道発表資料
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2022年04月21日
- 自然環境
北海道での高病原性鳥インルエンザ発生(家きん国内20例目)に伴う野鳥緊急調査の結果について
北海道白老町における高病原性鳥インフルエンザの発生(家きん国内20例目)を受けて、令和4年4月16日(土)から4月18日(月)の3日間、北海道が野鳥監視重点区域内における現地の野鳥の生息状況などの調査を実施しました。この調査において、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
1.調査期間
令和4年4月16日(土)〜4月18日(月)の3日間
2.調査結果
北海道白老町における高病原性鳥インフルエンザの発生(家きん国内20例目)を受けて指定した野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等10か所において、北海道が生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
(参考)野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種
種数
種類
検査優先種1
4種
オオハクチョウ、ヒドリガモ、カンムリカイツブリ、ハヤブサ
検査優先種2
2種
マガモ、スズガモ
検査優先種3
12種
カルガモ、コガモ、クロガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、
ミミカイツブリ、カモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カワウ、
アオサギ、トビ
合計
18種
※(注記)検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(参考情報参照)。
3.今後の対応
- 野鳥監視重点区域において、引き続き野鳥の監視を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html)
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長東岡 礼治(内線 6470)
- 室長補佐村上 靖典(内線 6675)
- 専門官庄司 亜香音(内線 6473)
- 担当宮澤 結有(内線 6477)