中央環境審議会水環境・土壌農薬部会農薬小委員会(93回)議事要旨

令和6年9月12日(木)13:30〜15:25

■しかく委員
白石 寛明(委員長)

■しかく臨時委員
五箇 公一
鈴木 春美
根岸 寛光
山本 裕史

■しかく専門委員
赤松 美紀
天野 昭子
川嶋 貴治
後藤 千枝
佐藤 洋
白岩 豊
成田 伊都美
(敬称略、五十音順)

(1)生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準として環境大臣の定める基準の設定について
・1,3-ジクロロプロペン(D-D) ※(注記)再評価対象
(2)水質汚濁に係る農薬登録基準として環境大臣の定める基準の設定について
・エスプロカルブ ※(注記)再評価対象
・1,3-ジクロロプロペン(D-D) ※(注記)再評価対象
(3)生活環境動植物に係る長期的な農薬ばく露の影響に関する評価について
(4)その他
・水域の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定を不要とする農薬について(デンプン)
・生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定を不要とする農薬について(酸化マグネシウム)
・「生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準値(案)」に対する意見募集の結果について
・「水質汚濁に係る農薬登録基準値(案)」に対する意見募集の結果について
・ゴルフ場使用農薬に係る水質調査結果について

○しろまる 諮問事項「農薬取締法第4条第3項の規定に基づき環境大臣が定める基準の設定等について」に関して審議が行われた。
再評価対象の1,3-ジクロロプロペン(D-D) に関する生活環境動植物の被害防止に係る 農薬登録基準として環境大臣の定める基準の設定について審議が行われ、評価書の記述を一部修正の上、事務局案のとおり基準を設定することとされた。
再評価対象のエスプロカルブ及び1,3-ジクロロプロペン(D-D)に関する水質汚濁に係る農薬登録基準について審議が行われ、いずれの農薬についても事務局案のとおり基準を設定することとされた。
○しろまる 生活環境動植物に係る長期的な農薬ばく露の影響に関する評価について審議が行われ、事務局案が了承された。
○しろまる 水域の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定を不要とする農薬について(デンプン)の審議が行われ、事務局案のとおり当該基準の設定を行う必要がないとされた。
○しろまる 生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定を不要とする農薬について(酸化マグネシウム)の審議が行われ、事務局案のとおり当該基準の設定を行う必要がないとされた。
○しろまる「生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準値(案)」及び「水質汚濁に係る農薬登録基準値(案)」に対する意見募集の結果について、事務局から報告し、意見募集の実施結果の公表及び基準値設定の手続を進めることが了承された。なお、意見への回答案の修正の検討については、委員長及び事務局に一任された。
○しろまる ゴルフ場使用農薬に係る水質調査結果について、事務局から報告した。