冬の装いが現れる10月(2009年10月16日)
夏時間から冬時間へ「直ぐに切り替えられるのだろうか?」という疑問が湧くのですが、人々の様子を見る限り、大人も子どもも、暫しの期間"マゴマゴ"するようです。
ロシアは「月より広い?」と言われるような広大な国です。ヨーロッパから極東、更にベーリング海峡を望む辺りまで11の時間帯が設定されています。ロシア国内だけで10時間も時差が在ります。ロシアでは"国内旅行"と言っても、例えば「日本からアメリカ」、「日本からフランス」という旅行と比べて距離的に大差無い場合さえ在り、大体のところ時差が生じます。
[画像:冬の装いが見受けられるようになったユジノサハリンスク市内の様子] 北海道では、今年の低温や長雨の影響で、農作物に被害が出たように聞いています。サハリンでも7月と8月は長雨傾向でした。この影響で作柄の劣るものもあったようですが、寒冷地に適したジャガイモなどは、9月以降の天候回復を受けて"被害"には至らなかったと聞いています。
最近、稚内ではインフルエンザによる学級閉鎖、学校閉鎖が相次いでいると聞きます。サハリンでも10の学校で学級閉鎖や学校閉鎖をしましたが、現在は回復してきています。会社などでも、罹患した人は自宅で保養することを強いられる場合もあったようですが、これも峠を越えた様子です。
[画像:オープンが近いショッピングセンターの写真] ユジノサハリンスクでは、歩道や道路整備がさらに更に急ピッチで進んでいます。主な道路に面した集合住宅は市役所が外壁を改修して見違えるような美しいデザインに変わりました。以前は「古びた色合い」の街並みだったので、街を歩く女性のおしゃれな服装と対比してみると、女性達がとても美しく感じられたのですが、現在、街並みが「鮮やかな色合い」になった段階では、女性達も少し負けてきたような気もします。
ユジノサハリンスクでは都心部の整備も進んでいますが、施設などの建設は郊外の方にも拡がっています。コルサコフへ向う郊外の国道沿いには、近く大型ショッピングセンターがオープンするとの情報が話題になっていて、待ちわびる市民の期待も大きいようです。
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