少し寒い5月(2012年5月18日)
4月の中旬から下旬にかけては、日によって20°C近くまで気温が上がる日もあり、連日暖かな陽射しの下、半そで姿で街中を闊歩する若者も見受けられました。
一転、5月に入ってからは気温が一桁の肌寒い日が続いています。ほとんどの人が、ジャンバーやコートを着込んでいますが、女性の足元は確実にブーツからハイヒールに変りつつあります。5月に入ってからも、日中、チラホラ、雪が舞った日も在りましたが、街の積雪は消えています。
昨シーズンの記録的な大雪と、5月に入っての低温の影響で、桜の開花は相当遅れているようです。「稚内より早い?」場合も在るらしいのですが、今年はもう少し待たなければならないようです。(因みに稚内は5月14日頃に開花し、同じ週の週末が見頃でした。)
ユジノサハリンスク市の郊外には、手つかずの自然が、まだ数多く残っています。5月4日、ユジノサハリンスク市から北へ50キロメートル程先の、ドリンスクに在る中国とロシアとの合弁によるレンガ工場へ視察に行ってきましたが、その道すがら数えきれない程のフキノトウと水芭蕉を見ました。
サハリンでも山菜を採って食べるようです。北海道と同様な山菜が採れます。以前ロシア人は食べなかったそうですが、日本食、韓国食ブームもあって、行者にんにく、ワラビ、ふきなども食べるようになっていると聞きました。
5月4日にドリンスクを訪ねた帰り道のことでした。
記録的な大雪と4月中旬の急激な気温上昇で、煉瓦工場への道が雪解け水で冠水し、4月いっぱい通行止めになっていたというようなことを聞いていたのですが、道路脇の草地、林は見渡す限り水につかっている状態でした。そこの様子を視ていると、驚いたことに道路脇から林に向かって釣りをしている人に出くわしました。その釣り人は、ウグイを数匹釣り上げていました。
- 『アムールスカヤ通の窓から』: 道端の釣り人 発見!
5月と言えば、日本では「連休」の時季です。偶然ですが、ロシアの連休も日本のゴールデンウィークとほぼ同じ時期にあります。5月1日のメーデーと5月9日の対ドイツ戦勝記念日に合わせ、年によって異なりますが連休が続きます。今年は、4月28日から5月1日と5月5日から5月9日までが休みになりました。
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