文化交流派遣事業 日本の民謡(2007年10月)
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更新日:2012年5月9日
10月23日から10月26日の期間で、稚内で民謡に取組む松濤会(まつなみかい)の関係者(団長、メンバー4名、随行)がサハリンを訪ね、ユジノサハリンスク市、コルサコフ市で演奏と歌を披露しました。これは稚内国際文化交流協議会による、友好都市との文化交流の一環として催されたものです。
当初は10月22日から10月25日の予定でしたが、海上荒天でフェリー運航が1日順延となったため、急遽予定を変更しました。急な予定の変更もありましたが、各友好都市の皆さんは一行を温かく迎えてくださいました。
10月24日はユジノサハリンスク市での公演です。市内の中央音楽学校のホールに、学校の関係者、生徒さん約100名が集まってくれました。日本の歌を知っている生徒さんも見受けられ、ステージ上の歌に合わせて口ずさんでいる様子も見受けられました。中央音楽学校の生徒さんや教員の皆さんによる歌や演奏の発表もありましたが、何れもレベルが高く、素晴らしいものでした。
10月25日はコルサコフ市での公演です。船の都合で、公演日が変わったのですが、約600席の文化センターのホールが半分位埋まり、なかなかに盛況でした。サハリンの皆さんの目線では「エキゾチックな楽器」ということになる、三味線の音を興味深げに聴いてくださっていました。コルサコフの皆さんによる歌や演奏の発表も行われましたが、終演前にはコルサコフの皆さんと稚内からの関係者が一緒にステージに立ち、『宗谷岬』を合唱しました。
今回サハリンを訪れたメンバーの中には、「家族がサハリンに縁」という方も含まれていたため、短い時間でしたが、可能な範囲でサハリンの様子を見ることも叶いました。
今回は独特な日本の音楽をサハリンの皆さんに御紹介することが出来ました。音楽は、言葉を超えて心に伝わるものです。今後も交流を続けてみたいものです。
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