稚内市民栄誉賞

市民栄誉賞とは...

郷土の誇りとなる業績を挙げ、広く市民から敬愛され、市民に明るい希望を与えた個人または団体(本市にゆかりの深い個人又は団体を含む)に対して、その栄誉をたたえ、授与しています。
本市はこれまでに3名の方が受賞しています。

中井 広恵(なかい ひろえ)氏

[画像:顔写真]

• 生年月日:昭和44年(1969年)6月24日生
• 受賞日:昭和61年(1986年)2月10日

小学校5年生の時、第6回全国小学校名人戦で準優勝したのをきっかけに、昭和56年(1981年)、佐瀬勇次八段に入門。昭和61年1月20日、第12期女流名人戦第4局で林葉直子名人を破り、わずか16歳で念願のタイトルを手にした。市民栄誉賞は、昭和61年2月10日、浜森辰雄市長から贈呈された。
(出典:稚内市史第2巻321頁)

藤田 征樹(ふじた まさき)氏

[画像:顔写真]

• 生年月日:昭和60年(1985年)1月17日生
• 受賞日:平成20年(2008年)10月14日

平成20年北京パラリンピック競技大会の自転車競技に出場を果たし、男子トラック1,000mタイムトライアル及び3,000m個人追抜きで共に「銀メダル」を獲得。
大きな障害を乗り越え輝かしい成績を成し遂げたことは、稚内市民に大きな感動を与えた。
(広報わっかない(平成20年10月号)抜粋)

参考:受賞時以降の記録

平成21年(2009年)UCIパラサイクリングトラック選手権大会1,000mタイムトライアルにて「金メダル」、3,000m個人追抜きで「銀メダル」を獲得。
平成24年(2012年)ロンドンパラリンピック競技大会1,000mタイムトライアルにて「銅メダル」を獲得。
平成27年(2015年)UCIパラサイクリングトラック選手権大会3,000m個人追い抜きで「銀メダル」を獲得。UCIパラサイクリングロード世界選手権個人ロードレースにて「金メダル」を獲得。
平成28年(2016年)リオデジャネイロパラリンピック競技大会30kmロードタイムトライアルにて「銀メダル」を獲得。稚内市民栄誉特別賞受賞。

表 章(おもて あきら)氏

[画像:顔写真]

• 生年月日:昭和2年(1927年)4月26日生(平成22年(2010年)9月7日逝去)
• 受賞日:平成22年7月21日

能楽史や世阿弥伝書などの研究が専門で、平成14年(2002年)、能楽学会の初代代表に就任し、平成17年(2005年)、下記の叙勲で瑞宝中綬章を授与される。平成22年、能楽史の研究の功績により日本学士院賞・恩賜賞を受賞した。
(広報わっかない(平成22年8月号)抜粋)