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ホーム > 広報としま(Web版) > 特集一覧 > 新たな基本構想・基本計画の実現に向けた第一歩
ページID:53877
更新日:2025年12月1日
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令和7年度予算は、新たな基本構想・基本計画に基づく初めての予算です。新たな基本構想・基本計画は、豊島区が「こうありたい」という将来のまちの姿を描き、区の今後10年先の未来を描く羅針盤となるものです。策定にあたり、未来としまミーティング、区民ワークショップ、パブリックコメントなどの実施を通して、できるだけ多くの区民の皆さまの声をお聞きしながら検討をしてきました。今号では、豊島区のまちづくりの方向性とともに、令和7年度予算の特徴的な事業について特集します。
※(注記)令和7年3月12日時点の情報です。
新たな基本構想・基本計画の実現に向け、安全・安心、教育、子ども・若者の孤独・孤立対策、住宅施策などに重点を置いています。特に、安全・安心分野は前年度比1.4倍を計上しています。
地域で安心して生活できるよう、地域コミュニティの活性化をはじめ、災害・治安や住環境等への対策を、ハード・ソフトの両面から講じ、地域と共に安全・安心なまちづくりを進めます。
女性の視点による
救援センターの環境改善(3,125万円)
おりものシート、からだふきシート、保湿クリームなど避難者の健康を守るための備蓄品を新たに加え、救援センターの環境改善を図ります。
救援センターなど備蓄物資の拡充(2億5,771万円)
備蓄物資を充実させ、備蓄倉庫の管理を委託することで災害即応態勢を強化します。
救援センターの環境改善のために、テント・エアベッドなどの充実を図ります。
福祉救援センター
高齢者や障害のある方など特別な設備が必要な人のために、たん吸引器や簡易トイレなどの備蓄を充実させます。
46施設・計71台への設置を3か年計画で実施し、エレベーターに閉じ込められた際の安全確保を図ります。
家具転倒防止器具(つっぱり棒・転倒防止器具など)の購入および設置助成(150万円)
◇対象…65歳以上のみで構成される世帯、介護保険の要介護3〜5の方がいる世帯、愛の手帳または身体障害者手帳の交付を受けている方がいる世帯
◇助成額…1世帯あたり最大15,000円
人と動物の共生(650万円)
新たなひろば構想(豊島区地域区民ひろば構想)
特色ある区民ひろばの創造のため、新たに3つの取組みを開始します。
◇目標
◇3つの取組み
2か所の区民ひろばに常設のコミュニティカフェを設置し、特色ある区民ひろばの創造を図ります。
切れ目ないぬくもりのある支援により、安心して子どもを産み育てられる環境を作ります。
子ども・若者の権利が尊重され、希望を持って学び、自分らしく成長できる笑顔あふれるまちづくりを進めます。
朝と帰宅時の児童の見守りの全校実施(1,925万円)
働く保護者の「小1の壁」の負担を軽減し、仕事と子育ての両立を支援するため、4月10日(入学式翌日)からすべての区立小学校で朝夕の児童の見守りを実施します。
増加する不登校児童・生徒の社会的な自立や学校復帰のために、多方面からの支援を強化します。
❶全中学校への「不登校対策支援員」の配置
現在未配置の5校にも配置し、全8校で学校内の別室であれば登校できる生徒を支援します。
◇支援内容…学習および自立支援、悩み相談、家庭との連絡など
❷チャレンジクラス(登校支援学級) 「スリジエ」の開設 <NEW!>
西池袋中学校に通常の学級とは別の学級を設置し、ゆとりある生活時程の中で1人ひとりの学習状況に応じた支援を行います。
◇対象…区内在住または区立中学校在学で、学校に通うことができない新中学1〜3年生(国立、私立を含む)
◇支援内容…学習状況に応じた指導、ゆとりある生活時程での自立支援など
❸「不登校対策スーパーバイザー」の新設 <NEW!>
すべての教職員が不登校の児童、生徒の気持ちに寄り添った支援をできるように指導や助言をします。
◇支援内容…学校巡回や研修実施による教職員へ指導・助言、保護者対象の講演会などの実施、区立小・中学校全校の不登校対応など
❹「不登校対応巡回教員」の配置 <NEW!>
不登校対応専門の教員が各学校を巡回し、指導や助言をします。
◇支援内容…校内別室での不登校対応への助言、生徒への学習指導など
特別支援教育も体制強化!人員を増やし手厚くサポート!
特別支援教育指導員(20名▶︎24名)
学級運営補助員(46名▶︎48名)
電子黒板の整備(2,151万円)
中学校指導者用デジタル教科書の導入(497万円)
一体的に進めることで学習環境のICT化の充実を図ります。
学校プール遮熱対策(日よけの設置)(347万円)
学校の改築・整備の推進
産後ケア事業の拡充(9,797万円)
利用可能者数
産後ドゥーラ利用助成の拡充(1,006万円)
妊娠期〜産後6か月の全世帯に産後ドゥーラの派遣を行うため、事業者に対する人件費や事務費などを増額します。
子ども・若者の居場所づくり(663万円)
多世代近居・同居のための費用などの助成(600万円)
子育て世帯が区内の親元で近居・同居するための引っ越し費用などを助成することで、親子で支え合いながら子育てができる環境の整備を図ります。
◇対象費用…住宅取得や賃貸、引っ越しにかかる初期費用など
◇助成額…最大20万円
子育てファミリー世帯家賃助成の拡充(4,597万円)
区内に引き続き1年以上居住し、扶養している15歳以下の子どものいる転居した世帯または多世代近居・同居支援事業を利用して区外から転入した世帯に対する家賃助成を拡充します。
誰もが心と体の健康が維持された生活を送り、自分らしく歳を重ねながら、住み慣れた地域でいきいきと暮らし続けられるよう、本人が望む社会とのつながりや自立生活を支えるまちづくりを進めます。
池袋保健所の本移転(65億1,485万円)
令和8年度の開設に向け、新保健所の整備を進めます。
●くろまる健康測定機器の設置や健康相談ブース、情報発信などの機能を充実
●くろまる池袋休日診療所やあぜりあ歯科診療所・池袋あうる薬局もあわせて移転
医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護師会(4師会)などと連携した在宅医療の取組みを実施。ICTを活用した地域医療体制の充実を進めます。
複数の処方薬を服用している高齢者などに対して、訪問相談などを実施し、薬剤師との相談機会を拡充します。
コワーキングスペース設置運営と区民の健康増進(990万円)
としまエコミューゼタウン(区役所本庁舎)2階にタニタ食堂が出店(ランチ営業)。
それ以外の時間は区職員が会議や打ち合わせなどのコワーキングスペースとして有効活用します。
ワクチン接種の費用助成
地域の歴史や文化を守り伝え、新たな文化を受け容れ続けます。あらゆる人がより身近に文化を感じ、体験できる環境を整備しつつ、世界とつながるアート・カルチャーが交差するまちづくりを進めます。
高校生相当までの
スポーツ施設利用料の無料化(500万円)
スポーツ施設の無料開放(子どもの居場所・遊び場)
(165万円)
多彩な文化活動で次世代を担う子どもたちを全力応援!
区内の施設や公園などでの音楽パフォーマンスや、未就学児から鑑賞できる東京都交響楽団のコンサート、子ども向けワークショップを多数開催し、幅広い世代が文化芸術を楽しめる機会を提供します。
としま未来文化財団が区民などに参加を呼びかけ、子ども・若者の文化体験を応援する「としま文化応援団(仮称)」が発足予定です。
スタートアップを生みだすビジネスの成長と変革や、地域経済の持続的な発展を促進します。マンガ・アニメ等の地域資源を生かし、国内外の来街者でにぎわうまちづくりを進めます。
区の魅力・活力のPR推進(944万円)
SNSを中心としたPR広告を発信し、「としま魅力ページ(区ホームページに新設)」を閲覧してもらうことで、豊島区のイメージと認知度向上につなげます。
商人まつりへの補助(2,145万円)
商店街プレミアム付地域商品券補助(5,100万円)
商店街 街路灯補修補助(180万円)
空き店舗活性支援(1,094万円)
豊島区民による事業提案制度で、令和6年度に3店舗がオープンしました。引き続き開店準備から開業に至るまでの伴走支援を行います。
中小企業支援(3,750万円)
区内の中小企業・個人事業主を対象に、販路開拓・拡大、デジタル化推進、専門家活用、人材育成にかかった経費の一部を補助します。
銭湯利用の促進(450万円)
住民同士の交流促進と健康増進を目的とした支援に加え、季節湯の中高生相当の入浴料を割引します。
◇対象…区内在住・在学の12〜18歳
◇利用料…550円→200円(年4回まで)
多様な主体が相互に協力しながら都市のみどりを育み、清潔で美しいまちを創出します。脱炭素地域社会づくりを推進し、良好な環境を次世代へ引き継ぐまちづくりを進めます。
民間事業者等による
公衆喫煙所設置等への助成(1,040万円)
コンテナ型公衆喫煙所の整備(1,737万円)
ポイ捨て防止によるまちの美化向上、たばこの煙による健康被害の対策を目的に、来街者が多い池袋駅周辺に設置します。
環境教育・啓発の実施(416万円)
子どもからおとなまでを対象にした体験型イベントなどの実施を通じ、広く環境意識の啓発を図ります。また、子どもたちの声を取り入れた環境基本計画を策定し、ゼロカーボンシティの実現を目指します。
エコ住宅・エコ事業者普及促進(3,272万円)
省エネ効果の高い機器や設備などの設置に関する費用の一部を助成します。
次世代に誇れる魅力ある都市を創出します。池袋駅を中心に各地域の魅力あるスポットを結び付け、区内全体を回遊性が高く、誰もが安全で歩きやすいまちづくりを進めます。
魅力あふれる公園づくり(976万円)
様々な世代の公園利用者へのヒアリングやワークショップを行い、特色ある公園づくりを目指します。
●くろまるモデル地区
1巣鴨・西巣鴨、2高田、
3高松・要町・千川
豊島区をよりよくするための事業を区民の皆さんから募集・投票で決定し、予算化しました。
◆だいやまーく災害に強い地域づくり
デジタルサイネージを活用した
災害時の情報発信(39万円)
●くろまる発災時に池袋駅周辺の帰宅困難者に対して、池袋西口公園・としま区民センターのサイネージを活用して情報発信を行えるようにします。
●くろまるサイネージのシステム改修や運用ルール整備のほか、民間事業者との連携も進めていきます。
防災を楽しく学ぶ体験型イベント(350万円)
防災フェスなどに、スポーツの要素を取り入れたブースや、自宅から避難所まで歩いて作る防災マップの作り方ブースを設け、防災について遊びながら学べる機会を提供します。
◆だいやまーく人にやさしいデジタル化社会の推進
手続きのオンライン化に向け、LINEで必要な届出や給付金の申請をダイレクトに行える環境を整備し、区民サービスの向上を図ります。
園と保護者との円滑なコミュニケーションと利便性の向上のため、連絡帳をオンライン化します。
伴走型支援(一例)
情報交換プラットフォームの立ち上げ
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