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外来植物にご注意ください

ページID:0046669 更新日:2025年6月9日更新

外来植物にご注意ください

外来植物とは?

もともとその地域になかったのに、人間の活動によって他の地域から持ち込まれた植物をいいます。

その中でも、在来の植物の生態系等に大きな影響を与えるものを「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」により特定外来生物(植物)に指定されています。 市内で見られるものとしては、「オオキンケイギク」があります。

また、特定外来生物に指定はされていませんが、生態系等に大きな影響を与える外来植物として、「ナガミヒナゲシ」があります。

自宅の庭でこれらの植物が生育している場合、その駆除について御理解と御協力をお願いします。

​オオキンケイギク(特定外来生物)

​北アメリカ原産の多年草。高さ30〜70センチメートル、5月頃から7月頃に道端や河川敷、空き地などで直径5〜7センチメートルほどの黄色い花を咲かせます。

とても繁殖力が強い植物で、在来の植物の生息域を奪うなど生態系等に大きな影響を与えます。

特定外来生物に指定されていることから、栽培や、生きたまま運搬することが禁止されています。

「キバナコスモス」とよく似た植物であることから、特定外来生物と気づかずに誤って栽培していることがあります。

↓オオキンケイギク

オオキンケイギクの花 オオキンケイギクの葉​​

オオキンケイギクの葉は、ギザギザしていない(細長いへら状)

↓キバナコスモス

キバナコスモス​

キバナコスモスの葉は、ギザギザしている

駆除の方法

自宅の庭で生育している場合、種ができる前に根ごと抜き取り、ビニール袋等に密封して、数日間その場に置いて枯らします(拡散防止)。 枯れたら、可燃ごみに出してください。種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。多年草のため、根を残すとまた生えてきます。

また、作業の際は怪我やかぶれ等を防止するため、長袖の服や作業用の手袋等を着用するなど、できるだけ肌を露出しないようにしましょう。

ナガミヒナゲシ

ヨーロッパ地中海沿岸原産の一年草。高さ20〜60センチメートル、4月頃から6月頃に道端や空き地などで直径3センチメートルほどの薄いオレンジ色の花を咲かせます。

特定外来生物ではありませんが、他の植物の育成を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことから、特定外来生物と同様に生態系等に大きな影響を与える植物です。茎を折ったときの黄色い汁には、植物が虫などから身を守るための毒が含まれており、肌の弱い人や皮膚の薄い子どもが触れるとかぶれることがあります。

ナガミヒナゲシ ナガミヒナゲシ​

駆除の方法

自宅の庭で生育している場合、種ができる前に抜き取り、ビニール袋等に密封して可燃ごみに出してください。種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。

また、作業の際は怪我やかぶれ等を防止するため、長袖の服や作業用の手袋等を着用するなど、できるだけ肌を露出しないようにしましょう。


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