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RSウイルス感染症について

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ページID:0155955 更新日:2025年9月19日更新
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RSウイルス感染症について

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症ですが、大人も子どももかかります。生後1歳までに50%以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が一度は感染するとされています。RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれています。

主な症状

潜伏期間は2〜8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続き、その後、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出現する場合もあります。
初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ぜいめい:ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。
成人では、 一般的に風邪のような症状のみで重症となることは少ないとされていますが、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患のある高齢者や免疫不全の方は、重症化するリスクがあるため注意が必要です。

感染経路

主な感染経路は、RSウイルスに感染した人の咳やくしゃみによる「飛沫感染」と、ウイルスがついた手指等(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)の接触による「接触感染」です。

予防

(1)飛沫感染対策
鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合はマスクが着用できる年齢の子どもや大人はマスクを使用することや、手洗いや手指衛生といった基本的な対策の
徹底を行うことが大切です。

(2)接触感染対策
日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒し、流水・石鹸による手洗い、またはアルコール製剤による手
指衛生を行うことが重要です。

(3)ワクチン接種((注記)当市では、RSウイルスワクチン接種費用の助成は行っておりません)
0歳以上を対象としたワクチンと、生まれてくる子どもの予防を目的とした妊婦さんを対象としたワクチンがあるほか、感染症の重症化リスクを有する
小児を対象とした薬剤があります。
(注記)RSウイルス感染症のワクチンは、法令に定められた定期予防接種ではないため、接種を受ける場合は任意接種となり、費用は全額自己負担となります。
(注記)接種を希望される場合は、直接、かかりつけ医にご相談ください。

関連情報

<外部リンク>厚生労働省ホームページ <外部リンク>(RSウイルス感染症) <外部リンク>

厚生労働省ホームページ(RSウイルス感染症に関するQ&A) <外部リンク>

愛媛県ホームページ(RSウイルス感染症の流行状況(2025年)) <外部リンク>

RSウイルス感染症に注意しましょう [PDFファイル/408KB]

【別紙】「RSウイルス感染症」に注意しましょう。 [PDFファイル/293KB]

予防接種による健康被害救済制度について

RSウイルスワクチンの予防接種は任意接種のため、健康被害が生じた場合は「独立行政法人医薬品医療機器総合機構救済制度」により医療費等の給付を受けられる場合があります。
申請に必要な手続きなどについては、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へお問い合わせください。

医薬品副作用被害救済制度に関する業務(独立行政法人医薬品医療機器総合機構) <外部リンク>

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