在宅サービス
介護サービスには、大きく分けて自宅で利用するサービス(在宅サービス)と施設に入所して利用するサービス(施設サービス)があります。いろいろなサービスのなかから、自分に必要なサービスを選び、組み合わせて利用することができます。サービスにかかった費用は、1割から3割を利用者が残りの7割から9割を介護保険が負担します。
在宅サービスの種類として、次のものがあります。
| 自宅で利用できるサービス | 訪問介護(ホームヘルプサービス) |
|---|---|
| 夜間対応型訪問介護 | |
| 訪問入浴介護 | |
| 訪問看護 | |
| 訪問リハビリテーション | |
| 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 | |
| 居宅療養管理指導 | |
| 日帰りで利用するサービス | 通所介護(デイサービス) |
| 地域密着型通所介護 | |
| 認知症対応型通所介護 | |
| 通所リハビリテーション(デイケア) | |
| 短期間入所するサービス | 短期入所生活介護(ショートステイ) |
| 短期入所療養介護(ショートステイ) | |
| 生活の環境を整えるサービス | 福祉用具の貸与 |
| 福祉用具の購入 | |
| 住宅の改修 | |
| その他の在宅サービス | 小規模多機能型居宅介護 |
| 看護小規模多機能型居宅介護 | |
| 認知症対応型共同生活介護(グループホーム) | |
| 特定施設(有料老人ホームなど)での介護 |
要支援の人を対象とするホームヘルプサービス、デイサービスは介護予防・生活支援サービス事業へ移行しました。
要支援の人は利用できないサービスがあります。また、要介護度によって一部使えないサービスがあります。
在宅サービスの支給限度額
在宅サービスを利用する際には、要介護度に応じて利用できる上限額(支給限度額)が設けられています。
支給限度額内でサービスを利用した場合は利用者負担は1割から3割です。
支給限度額を超えた分は全額自己負担となりますので、ご注意ください。
対象となるサービスは、訪問介護(ホームヘルプサービス)、夜間対応型訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、通所介護(デイサービス)、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、通所リハビリテーション(デイケア)、短期入所生活介護(ショートステイ)、短期入所療養介護(ショートステイ)、福祉用具の貸与、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能居宅介護です。
| 要介護度 | 支給限度額 | 利用者負担のめやす(1割負担の場合) |
|---|---|---|
| 要支援1 | 約50,320円(月額) | 約5,032円(月額) |
| 要支援2 | 約105,310円(月額) | 約10,531円(月額) |
| 要介護1 | 約167,650円(月額) | 約16,765円(月額) |
| 要介護2 | 約197,050円(月額) | 約19,705円(月額) |
| 要介護3 | 約270,480円(月額) | 約27,048円(月額) |
| 要介護4 | 約309,380円(月額) | 約30,938円(月額) |
| 要介護5 | 約362,170円(月額) | 約36,217円(月額) |
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