署名に賛同してくださった皆さまへ
差別的発言に対する署名にご賛同いただき、心より感謝申し上げます。
しかし残念なお知らせです。市議会は、参政党・和田圭子市議による差別発言について議論も結論も出さない方針であることが分かりました。けれども、まだ市民の声で変えられる可能性があります。どうか行動に移してください。
【私たちの陳情】
参政党・和田圭子市議の発言の翌週、私たちは那覇市議会に陳情書を提出しました。求めたのは次の2点です。
1.那覇市議会として「多様性を尊重する」との意思表明
2.和田市議による差別的発言の謝罪と撤回
那覇市は全国で2番目に「性の多様性を尊重する都市宣言」を行った自治体です。だからこそ、市議会が毅然と議論し、謝罪と撤回を求めるものと期待していました。
【市議会の対応】
ところが10月2日の会議では、陳情は市議全員に配布のみで審査されず、発言について議論しない方向となりました。結果として、市議会最終日の10月8日に、議長が「多様性を尊重する姿勢を明言する」と述べるだけにとどまり、議論を経ないまま終結しようとしています。
【なぜ問題か】
「多様性を尊重する」という意思表明は、議論を経てこそ意味を持ちます。このままでは差別的発言が反論もなく議事録に残り、表明そのものが矛盾し、欺瞞となってしまいます。
議会の最終日まで、まだ数日あります。私たちは諦めません。
【皆さまへのお願い】
❶ 那覇市議たちへ働きかけをお願いします。
先ずは、那覇市議へのアンケート結果をご覧ください
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1679043
発言を「問題ない」と回答した市議もいます。「言論の府だから」との回答もありました。
❷ 署名の拡散・紹介を引き続きお願いします。
議会は言論の府だからこそ、差別や人権侵害にあたる発言は議場で議論し、しかるべき対応を取るべきです。
これまでに1000名近くの方々が署名に参加してくださいました。この広がりは希望です。皆さまの賛同に、改めて感謝申し上げます。
参考:
◎にじゅうまる 那覇市議長、本会議で多様性に取り組む姿勢を明言へ 参政・和田氏発言めぐり 陳情書は配布 琉球新報デジタル
◎にじゅうまる 参政・和田那覇市議の差別発言、謝罪と撤回の陳情は議員配布 市議会議長、本会議で「多様性を尊重する姿勢」の声明へ | 沖縄タイムス
◎にじゅうまる 【識者】和田氏の差別発言、那覇市議会は踏み込んだ声明を 琉球大・徳田教授 - 琉球新報デジタル
◎にじゅうまる 参政党・和田市議の性自認巡る差別発言、那覇市議会は対処に慎重 識者「沈黙するのか」 台東区議の事例では | 沖縄タイムス
◎にじゅうまる 参政党・和田市議の発言「問題あり」14人「ない」2人 那覇市議39人に緊急アンケート(沖縄タイムス)