スーパーコンピュータによる地球環境研究発表会(第14回)開催報告
「第14回スーパーコンピュータによる地球環境研究発表会(第14回)」が10月30日(月曜日)に国立環境研究所地球温暖化研究棟交流会議室で行われました。本発表会は、当研究所のスーパーコンピュータを利用する所内外の研究者らが、年1回最新の研究成果を持ち寄り発表するとともに、研究者間の情報交換の場としても利用されています。今回は一般課題13、優先課題2、情報提供1の計16テーマの発表が行われ、約60名の参加者がありました。
北は北海道、南は九州からお越しいただいた発表者の方々からの報告と、ときおり時間を超過しての活発な質疑応答により、実りのある発表会になったと思います。最後に、本発表会参加者及び発表者とその共同研究者の方々のご協力に深く感謝致します。
日時
平成18年10月30日(月)11:00〜17:20
場所
独立行政法人 国立環境研究所 地球温暖化研究棟 交流会議室
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画像:スパコン発表会会場風景]
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画像:スパコン発表会会場風景]
大循環モデルを用いた氷期の大気場のシミュレーション−東アジア・北太平洋域の大気変動メカニズム
柳瀬 亘 (東京大学気候システム研究センター)
359KB
GCMを用いたエアロゾルの気候への影響に関する研究
五藤 大輔 (東京大学気候システム研究センター)
302KB
CASL法と点渦法による準地衡風渦の数値シミュレーション
堀 祐輔 (電気通信大学大学院 電気通信学研究科)
327KB
熱塩二重拡散系における乱流拡散係数
花崎 秀史 (京都大学大学院 工学研究科)
314KB
東京都心部の地下構造物が水・物質循環に及ぼす影響について
中山 忠暢 (国立環境研究所 アジア自然共生研究グループ)
287KB
大気・海洋間のCO
2輸送に及ぼす降雨およびウインドシアーの影響について
小森 悟 (京都大学大学院 工学研究科)
457KB
都市キャノピー内及び上空の熱的機構に関する数値解析
足永 靖信 (建築研究所 環境研究グループ)
367KB
869KB
コンピュータシステムの現状と将来
塚本 龍治 (日本電気(株) 第一官庁システム事業部)
387KB
東アジアにおける半揮発性エアロゾルのガス−エアロゾル分配変化を通した間接的酸性化効果
梶野 瑞王 (京都大学防災研究所)
471KB
積雲対流と大規模運動の相互作用についての数値実験:雲活動の自発的集中化のメカニズム
中島 健介 (九州大学大学院 理学研究院)
309KB
数値シミュレーション及び風洞実験による都市キャノピー層の不安定成層流の研究
余 偉明 (東北大学大学院 理学研究科)
282KB
847KB
成層圏オゾン層の過去25年の化学−気候モデルによるシミュレーション
柴田 清孝 (気象研究所 環境・応用気象研究部)
464KB
大気大循環モデルの中で発達する擾乱の空間構造について
山根 省三
1,2 (
1千葉科学大学 危機管理学部、
2海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センター)
361KB
266KB
Inferring CO
2 fluxes at regional scale by inverse modeling and using backward atmospheric tracer transport
Claire Carouge (国立環境研究所 地球環境研究センター)
285KB
CCSR/NIES T42化学気候モデルを用いたオゾン層の将来予測実験
秋吉 英治 (国立環境研究所 大気圏環境研究領域)
332KB
書面発表
発表要旨[PDF]
流域土砂動態モデルの適用による久著呂川流域の土砂収支解析
村上 正吾(国立環境研究所アジア自然共生研究グループ)
341KB
※(注記)発表資料は発表者のご希望のあったもののみを掲載しています。