大型降雨実験施設概要
大型降雨実験施設は、これらの豪雨を原因とする自然災害の防止・軽減を目的として、昭和49年に運用を開始しました。降雨装置としては世界最大級の規模です。
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盛土実験
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土石流・洪水実験装置
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植生樹幹流実験
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斜面崩壊実験
大型降雨実験装置仕様
- 建屋構造
- ×ばつH21m(突起部分除く)
- 実験監視室
- 床高:G.L.から7.5 m、面積:65.4m2 ×ばつ2ヶ所 (主・従監視室)
- 移動速度
- 1.0m/min
- 大扉開閉速度
- 0.5m/min(最大開閉高さ8 m)
- 実験区画
- ×ばつ72 ×ばつ5 区画
- 貯水槽
- 暗渠型半地下式水槽、貯水量:2500m3(地下水)
散水性能
- 雨滴粒径
- Φ0.1〜8mm程度
- 降雨強度
- 15〜300 mm/h
- 降雨範囲
- ×ばつ72m(4分割可能)
- 降雨ノズル数
- 総数2,176個(×ばつ4)※(注記)噴射径の異なる4つのノズルを利用
- ノズル設置高
- G.L.から16m(※(注記)G.L.はレール上面を基準)
- 制御方式
- 遠隔操作(流量/圧力制御)
- 送水ポンプ
- 8000L/min(= 8.0 m3/min),0.94MPa(2台)