この望遠鏡は凹面鏡と凸面鏡を組合せて光を集める反射式望遠鏡です。主鏡の直径が150cmであることから、"150センチ望遠鏡"と呼んでいます。
この望遠鏡は、目で直接覗くことができるものとしては世界最大クラスです。150cmを超える鏡を使った望遠鏡はほとんどが研究専用で、目で直接覗く装置(接眼部)がありません。研究者は観測装置とコンピュータを使って天体の光を分析しており、目で直接星を見ないからです。この望遠鏡は天文学の研究用にデザインされていますが、来館される方々が宇宙を直接感じていただけるように接眼部を常設しています。