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HMDでのAR設計監理・施工管理技術の高度化

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目に見えない温度・気流を現地で可視化

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を利用した室内環境可視化ツール「環境ウォッチ」は、温度・気流の解析・測定結果をAR(拡張現実)技術を用いて現実空間に重ねて表示することで、室内空間の現象を現地で目で見てスケール感を持って理解することができます。

[画像:HMD(MS社HoloLens) と「環境ウォッチ」を使用している状況]

HMD(MS社HoloLens) と「環境ウォッチ」を使用している状況

解析結果可視化までのフロー

  1. 対象エリアの3次元モデルを用意します

  2. 室内の温度分布や気流など,表示したい項目の計測・解析を事前に行いAR表示モデルを作成します

  3. 対象エリアにある構造物の実物と3次元モデルを重ね合わせることで、ARモデルの表示場所を位置合わせします

様々な表示方法

温度表示

2Dコンター表示

断面を一つ選んで表示
窓から室内への熱移動現象などの把握

3Dドット表示

1m間隔の温度を表示
空間全域の温度を把握

[画像:温度モデルの表示例(左:コンター図 右:ドッド)]

温度モデルの表示例(左:コンター図 右:ドッド)

気流表示

空調吹出し口からの空気の主な流れを流線表示
温度分布の原因推定や気流到達の確認

[画像:気流モデルの表示例]

気流モデルの表示例

適用場面とその効果

竣工検査の支援

検査・計測のポイントを直接把握

既存建物運用変更計画支援

デスクレイアウトなどの変更に伴う室内環境変化の事前把握と対策検討支援

運用上の改善検討

温度ムラやドラフト感などの課題を現地で確認し、改善方法の検討

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